商品番号:1540249
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
博多織の中でも非常に数の少ない手織りのお品…
【千年工房 岡野】による博多織八寸名古屋帯のご紹介です!
こだわりの1本です。
表情が豊かな打ち込みのしっかりとした手触り。
大量生産される帯とは全く違います。
ご紹介自体少ないお品でございます。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【色・柄】
深みのある焦茶色を基調にして、
白茶色や茶色、浅葱色などを織り交ぜた伝統の献上の構図を織り成して。
そこへ、名物裂のような鳥獣や花の模様を加えた
緻密な織が感じられる面持ちです。
まさに出番の多い一本。
末永く流行りすたりないその表情は、最高のお道具とも呼ぶべきでしょうか。
母娘代々受け継いでゆく工芸品として、必ずやご満足いただけることと存じます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【博多織の手織りについて】
最高級と言われる由縁は、
この復元力ももちろんですが、この手織り。
まず圧倒的に打ち込みの回数が違います。
織機であれば緯糸を通す器具、杼(シャトル)が一度通るごとに
緯糸を筬で手前に打ち込み、織り上げていきます。
この筬で打ち込む回数が織機は一回に対し、
手織りの場合は、織機と織手が一体となり、
自ら杼を一度通すごとに緯糸を筬で約六回、
「カカン、カン、カン、カン、カン!」といったリズムで、実に力強く打ち込むのです。
その差は締めるごとに出てくるといいます。
手織りの博多八寸帯は、いついつまでも、そのしっかりとしたシャリ感、絹なり、
風合いが損なわれることなくご愛用いただけます。
【 千年工房について 】
創業1897年博多織元・岡野。
織元としてのプライドと技術の伝統を守りながら、
ファッション進化の基本である「新しい出会いへの冒険心」を
テーマに、創作活動を続けていらっしゃいます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹100%
長さ約3.8m(お仕立て上がり)
博多織工業組合の証紙と手織り証紙がついております。
◆最適な着用時期 9月~翌年6月の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、ご旅行、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています