商品番号:1539920
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
小機屋さん【錦正織物】による貴重な逸品をご紹介いたします。
西陣の機屋さんでも小さな機屋さん…
一品一品、丹精を込めて織り上げられるそのお品には
なんとも言い難い見る者の目を惹きつける魅力がございます。
知る人ぞ知るホンモノを織られる小機屋さんで
織り上がりが少ないため、
市場に出回る本数もどうしてもかぎられてしまいます。
おしゃれ訪問着・付下げ・色無地・小紋など
風格すら持ったこの帯でひとつ上のコーディネートに。
小機屋さんが一品一品、大切に心を込めて織り上げられた…そのなかのひとつです。
お仕立て上がりでまさかの価格にてご紹介させていただきます。
よきものをお探しの方、ホンモノをお探しの方にぜひともオススメしたいです。
【 色・柄 】
「阿伽酒」と銘打たれた本袋帯。
本袋帯は、表地と裏地を袋状に織ったところからその名で呼ばれるようになりました。
袋状に織るには、表地が袋状の内側になる為、
外側の裏地から表面の様子を予測しながら織りすすめなければならず
大変高度な技術が要求されます。
現在は表と裏を別々に織って両側をかがった簡単な縫い袋帯が主流となりました。
軽く、締めやすい特徴をそなえ“袋帯”とは別格に扱われています。
おしゃれでモダン…
穏やかな白鼠色を基調としたキメ細やかな帯地の風合い。
意匠には、統一感のある緑色系、茶系の濃淡を込めて
東欧風の装飾柄を全通に渡って織り成しました。
構図・素材・織りいづれも本物の良さ。
手触りも本当に柔らかく納得の出来栄えの一本と言えることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりました。
締め跡がございますがお届け前にプレス加工をサービスさせていただきます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ4.4m
錦正織物
本袋縫い
◆最適な着用時期 袷の季節(10月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢問いません
◆着用シーン パーティー、コンサート・観劇、ホテル・レストランでのお食事、
お呼ばれ、趣味のお集まり等
◆あわせる着物 訪問着、色無地、付下げ、小紋、織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています