商品番号:1480181
(税込)
(税込)
【仕入担当 竹中より】
緻密な織技法。
重厚感あるしっかりとした帯地。
その風合いだけでもって漂わせる…ただならぬ風格。
お手にとっていただければきっとおわかりいただけることと思います。
龍村美術織物の特選袋帯をご紹介いたします。
意匠、素材ともにハイグレードな創作品、
状態良しの逸品をどうぞご覧下さいませ。
【商品の状態】
中古品として仕入れてまいりましたが、
ふたつおりの締め跡がごじざいますが
お太鼓箇所などはおおむね美品でございます
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【御色柄】
銘【 花鳥苑錦 】
洗練された印象を感じさせる白銀の緞子の帯地に、
淡いラメ箔を織りこみながら
華麗に咲く牡丹の花葉や舞う瑞鳥の意匠を
ふっくらと織り上げました
所作で浮き沈みする
その花鳥の意匠はまるで
彫り物のような奥行感。
龍村ならではのお色使い。
しっかりとした打ち込み、その富貴さ。
この上ない格調高さに込められた洒落た織味は、まさに秀逸品と呼べましょう。
ひと目で「龍村の帯」とわかるゆるぎない存在感を、お手元でご照覧くださいませ。
名門の名に恥じない、龍村の織美への感性。
独特の緻密で大胆な、歴史に残る卓抜した芸術美は本当に見事です。
終生ご愛顧いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% (金属糸風を除く)
長さ4.25m
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴、式典、パーティー、クラシックコンサート、ご挨拶、初釜など
◆あわせる着物 黒留袖、色留袖、訪問着、付下げ、紋付き色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています