商品番号:1539297
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
手織りの暖かみと染めの美匠を同時にご堪能頂ける
お仕立て上がりの信州伊那紬のご紹介です。
信州紬のひとつ「伊那紬」は信州の伊那谷で生まれた紬です。
信州は「蚕の国」「絹の国」と呼ばれるように古くから養蚕が盛んな土地。
野山には草木染めの原料となる草木が至るところに自生し、
豊かな色彩感覚とぬくもりある手織物がはぐくまれてきました。
一反織り上げるのに2週間。
吟味された玉糸、真綿からの手紡糸、希少な天蚕糸などを丹念に撚り合わせた国産の絹糸を、
土地の草木を採取した天然染料によって染め、1本1本丹精を込めて手織されております。
そうして出来上がった1本。
しなやかで強く、シワになりにくい。
独特の地風に、生地のやわらかさ。
驚くほど軽く、その手触りは格別で、
肌にすっとなじむ、着るほどにその味わいが増してゆきます。
ぜひお手元で実際にご覧いただければ幸いでございます。
【 お色柄 】
節の浮かぶさらりとした質感の紬地は格子模様が織りなされ…
その上質な紬地には、緑や青の濃淡、黄色で石畳模様が表現されました。
都会にも馴染みやすい、シンプルなお柄行が、
現代感覚のコーディネートにご活用いただけます。
普段着使いから観劇、ちょっとしたお出かけまで、
さまざまなシーンにさりげなくも、豪華な装いとしてご愛用くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 伊那紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
『飯田紬(いいだつむぎ)』や『上田紬』とならぶ
長野県で生産されている信州紬の1つ。
2匹の蚕が一緒に作る玉繭(たままゆ)の糸、
絹糸腺(けんしせん・絹糸の元となる液状絹を
生成、分泌する器官)を酸で溶かした
天蚕糸(てぐすいと)という白色透明の糸、
繭を煮込んで手で引き延ばした真綿などを使用。
自然の染料で染めた、草木染めの色が美しい
糸を高機(たかはた)を使って手織する。
1970年代には県内に120軒ほどの伊那紬の
生産工房があったが、現在は1910年創業の
久保田織染工業が唯一の製造元である。
◆表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
※パールトーン加工済み
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
---|---|
裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈71cm(1尺8寸7分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お稽古事、ランチ、カジュアルパーティーなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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