商品番号:1538353
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
洒落帯といえばの【 渡文 (わたぶん)】より、
すくい織りのシリーズの袋帯のご紹介です。
証紙類もしっかりと揃い、使用感も少ないお品かつ、
両面のお柄付のため、かなりのお値打ちかと存じます。
軽やかな織り味が特徴のすくい織りのお品の中でも、
なかなかお目にかかれない珍しい色合いが印象的なお品で、
洒落訪問着から織りのお着物などまで、
お洒落着に合わせて幅広く御召し頂けます。
【 お色柄 】
さらりとしてハリのある藤鼠色のすくい織の地に
色糸を織り交ぜた横段のお柄をあしらいました。
やや透かしの入った網目のような織がアクセントに。
お洒落着として他にない、存在感を演出するお品でございます。
裏面にはシンプルな色糸による霞模様を織りなして。
お着物の雰囲気に合わせて使い分けて頂けます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 渡文について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.37
1906年(明治39年)創業
創業者・渡邉文七が15歳で西陣機屋に丁稚奉公の後、
20歳代半ばで独立、徐々に手織機、力織機の稼動を増やし、
今の地位を築き上げた。
「創造性あるもの作り」を理念に、
結びやすい帯を織り続けている。
有職文様の格調高い形式美の意匠「名物裂」、
真夏以外1年を通して使用できる手織の
「波衣(なみごろも)」、1本糊の技法を用いて
製織された、軽くてシワになりにくい
「纐纈(こうけつ)ST」などのシリーズがある。
【 沿革 】
1882年 創業者渡邉文七 京都府北桑田郡知井村に生まれる。
幼少にして父と死別。15歳で京都に出て、
西陣「山下槌之助機業店」に丁稚として奉公する。
文七は帯作りの修行に励み、その非凡な才能と努力を
認められ番頭に昇進。
1906年 独立を決意、山下家から別家を許され
「渡邉文七機業店」を創業。
1914年 手機20台を稼働させ紹紦、肩裏、絽丸帯などを製織
経営の基盤を固める。
1922年 力繊機を導入、広巾で織り上げた帯地を2つに裁断して、
単帯として売り出して好評をはくした。
1936年 手機100台、力織機10台をもって操業する西陣の中堅機業に成長。
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.47m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
耳の縫製:かがり縫い
西陣織工業組合証紙No.37【渡文 謹製】
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる着物 洒落訪問着、小紋、織のお着物 など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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