商品番号:1538301
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
ザックリと素朴な風合いに大自然から生まれた手織のぬくもり。
一目で、また触れた瞬間に伝わる深い深い味わいを包み、
不思議と「洋」にも溶け合う逸品。
幕末から明治の初期まで、丹波青垣町佐治の地で農家によって
盛んに織られ愛用されてきた【 丹波布 】でございます。
現在は職人さんが趣味のおひとつとして作るばかりですので
その希少価値から人気の高い商品となっております。
昭和の美術評論家・柳宗悦からは
「静かな渋い布」と称され、愛された【 丹波布 】。
綿織物ならではの素朴な表情と
自然素材由来の穏やかな彩りが味わい深く。
認定者と仲の良い問屋さんから直接仕入れることが叶った
ハイセンスな柄付けの一本でございます。
特に織のお着物との相性の良いお品で袷の時期はもちろん
単衣の時期にもおすすめとなっております。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
素朴な柄と木綿特有の肌触り、草木染めの風合い。
木綿の織物に緯に絹のつまみ糸を交織し。
やまもも・栗・藍・やしゃぶしのお色の組み合わせによって、
浅葱色や水色、紺色などで間道織り成し。
その上に独特の格子模様が美しく織り上げられております。
一糸一糸心を込めて丹念に。
柔らかでシワになりにくく、
素朴な温かみのあるお品へ仕上がりました。
【 丹波布(たんばふ・たんばぬの)について 】
兵庫県伝統工芸品
国指定選択無形文化財
かつて丹波国佐治村(現在の兵庫県丹波市青垣町佐治)で
織られていた手紡ぎの絹と木綿を交織にした平織の手織り布。
明治時代末期まで織られていた。
木綿平織で、藍と茶を基本色とし藍と茶と黄、
藍と黄を合わせた緑などで縞柄や格子柄が
織りだされた縞織物で、緯糸に木綿だけでなく
屑繭から紡ぎ出した「つまみ糸」が織り込まれている。
本来の呼び名は縞貫(しまぬき)もしくは
佐治木綿(さじもめん)。
1953年(昭和28年)に柳宗悦が『日本工芸』で
「丹波布」の名で紹介して以来、丹波布が通称となった。
丹波篠山に伝わる丹波木綿とは異なる。
文政年間に播州木綿の影響を受け野良着などとして
製作が始まったとされており、幕末から明治初頭に
最盛期をむかえた。しかし大正時代に入って衰退し
姿を消した。
その後、柳宗悦に産地特定の依頼を受けた工芸研究家
上村六郎が1931年(昭和6年)に特定。
1953年(昭和28年)には上村の指導により、丹波布の
再現が行われた。
1954年(昭和29年)には、上村と柳の後援の下
丹波布技術保存会が発足。
1957年(昭和32年)3月30日に国の選択無形文化財に選択された
綿(一部絹)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを4mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約3.6m前後で仕立て上がります。
柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 9月上旬~翌6月下旬の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
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