商品番号:1538040
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
都会に溶け込む、モダンエレガントな煌めき…
京都・西陣織の歴史は、そのまま日本の染織文化を語るものであり、この地で磨きあげられた技と文様は、日本を代表する織りの文化遺産とも言えます。
その中でも名門の老舗『米田織物』。
以前は証紙No.139でものづくりをされていた老舗ですが、いったん組合を脱退された後『織匠 よねだ』として新たなものづくりを始められております。
良いものを作り続けてきた歴史ある織元謹製の、まさに本物のおしゃれを感じていただける作品です。
おしゃれきものファンの皆様に、自信をもってオススメいたします。
どうぞこの希少な機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
銘「 市松華文 」
昔から手機を専門とされていた米田織物のこだわりを引き継いだことがわかるこの織り味。
お手を触れていただければおわかりいただけることと存じます。
結び心地の良さを決める斜め方向への伸縮性は、丁寧に創作された手織り帯でしか味わうことのできないもの。
しなやかな生地風からは想像もできないほど、しっかりとした織くちは丈夫で、何度も確かめていただきたい自信のある仕上がりです。
全体に銀箔糸を織り込んだ透明感のある白練色を基調にした薄手の帯地。
幻想的な輝きの箔を全面に施し、「市松華文」と題された異国情緒あふれる意匠を織りなしました。
大人の気品と、楚々とした趣深い風情が醸し出されております。
シンプルな意匠でスッキリとお召しいただけるエレガントな一条。
洒落味溢れる袋帯ですので、パーティーなどには大変おすすめで御召、色無地、小紋などに合わせてお楽しみいただけます。
なんともしなやかな手触りの地風に、シンプルでハイセンスなデザイン。
プロの方が目にされても、良いお品とひと目でわかる逸品袋帯です。
どうぞこの機会に、名門好みの上質な大人カジュアルをご満喫くださいませ。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.5m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.2559 織匠よねだ謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 色無地、御召、小紋、織の着物など
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