商品番号:1535987
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
「織匠十一代目篠屋宗兵衛」の人気ブランドを抱える西陣の名門『ふくい』より、気品溢れる九寸帯をご紹介いたします!
ひと目で上質と感じさせる織りくち、色彩。
女性らしく優しい雰囲気と古典の品格が見事に溶け合った一品です。
艶やかに浮かぶお柄は吸い寄せられるようなふんわりとした優しい風合いが…
色無地や付下げ、ちょっと格調を演出したいときの小紋などに合わせてコーディネートをお楽しみくださいませ。
お茶会のお稽古や、観劇、お集まりのお席やお出かけなど大変重宝な一条です。
センスの良さで群を抜く『ふくい』の名古屋帯。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
細かく銀の箔糸を渡したすっきりとした浅支子色の帯地…
光を受けると奥から煌めくような艶があり、そこには一面に優雅な菊市松が施されました。
菊には「高貴」「高尚」「延命長寿」「邪気払い」「心身の安定」などの意味があります。
お正月や端午の節句などの季節の折々にも菊を飾ります。
縁起のいい吉祥文様の菊は秋の花ですが、国花でもあるため季節問わずお召しいただけるお柄にもなっております。
動くたびに表情が変わる意匠美…
深紫色と山葵色と秘色色、金箔糸が程よくアクセントになった高貴な表情を演出いたします。
優彩の色彩使いに金糸がほのかに煌めき清雅な品格。
統一された意匠、彩りのコントラストで地色にすっきりと冴えて高雅なおももち…
そのデザイン構成と色彩は、和姿に気品を添えてくれる事でしょう。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.295 ふくい謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お茶席、お稽古、街着、カジュアルパーティー、お食事会など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋など
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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