【小森草木染工房 小森久】 本場筑前博多織 特選本草木染佐賀錦袋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「優彩花入七宝文様」 極上の染織… 希少な高級佐賀錦!

商品番号:1533629

¥98,000

(税込)

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【 仕入れ担当 田渕より 】
腕にかけると、吸い付くようにくったりと寄り添うしなやかな風合い。
糸の密度の高さを思わせる、キュッとコシのある地風。

福岡県甘木市無形文化財保持者に認定されている
【染匠・小森久】より丁寧な草木染、織の技術で
仕上げられた袋帯のご紹介です。

お持ちいただければすぐに分かる上質さで、
ずっと触れていたくなるようなその心地よい帯地は、
明らかに他とは一線を画する仕上がりです。

博多には裏地屋さんがございません。
そのため、裏生地も表地と同様、博多織にて織り上げられることとなり、
そのため、安価に出回ることがないのです。

新品となりますと、絶対にこのお値段では出会えません。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!


【 お色柄 】
打ち込みしっかりとまろやかに織り上げられた佐賀錦地。
煌めく金箔糸を細やかに織り込んで
所作に合わせて、気品に満ち満ちた輝きが浮かび上がります。

お太鼓には優彩の七宝文様に花意匠を織り成しました。
多彩を用いつつも、地に馴染む落ち着いた色調とすることで、
全体に統一感感じる表情に。
箔の柔らかな光沢に、金糸の凛と響くような繊細な煌めきがまた、
お柄の存在感を一際引き立てて、
大人女性にふさわしい、気品と品格あふるる一本に仕上げられてございます。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。


【 小森久について 】
博多織の染織作家
小森草木染工房主宰

1928年 筑前秋月(福岡県甘木市)生まれ
父親がもともと博多織職人で久も父親と同じ道を歩む。
博多織職人として働いていたが、戦後着物織りの
需要がなくなり、一時は木炭を焼く仕事で生計を
立てていた。
その木炭制作の合間に感じた自然への思いを切欠に、
山などに自生する材料を用いた染色の研究を開始。
その後60年以上、自然由来の材料で生地を染める
草木染の研究と創作活動にその生涯を捧げる。
後に「本・草木染」と名付けられた技術は、
1975年に地元である甘木市の無形文化財に指定され、
全国各地の織物品評会でも数々の大賞を受賞した。
小森久の「本・草木染」で使用される植物は、
一般的な草木染でも用いられる藍・茜・山桜をはじめ、
その種類は160種類にのぼる。


【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)

鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。

田渕 健太

バイヤー
田渕 健太

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
080-1503-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100%(金属糸風繊維除く) 
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご年齢は問いません

◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティーなど

◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、紋付き色無地など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。

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