商品番号:1533464
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
お着物を着られる方でしたら誰もが一度は憧れたことはあるはず…。
どの時代においても高い人気を誇る【 本場奄美大島紬 】でございます。
さらにこの度の商品は古典美術の最高峰ブランド【 都喜エ門 】の
7マルキカタス式絣紬。
合わせましたのはご存知【 龍村美術織物 】より…。
特選の切嵌袋帯にございます。
龍村らしさこの上ない龍村裂の一条。
おきもの好きの方でしたら、
すぐに龍村とお分かりいただけることでしょう。
中古品ではございますが、非常に状態も良いため、
特にお直しの必要なく、お届け後すぐにお楽しみいただけます。
母から娘へ、大切に末永くお召しいただく作品として…
本物を求める方に、ご堪能いただければ幸いでございます。
この機会をどうかお見逃しの無いようにお願い致します。
【 お色柄 】
[お着物]
シャッシャッという大島特有の絹鳴り、
さらりと肌に軽い着心地は一度袖を通されると
やみつきになることでしょう。
大島紬独特の黒色を基調に繊細な7マルキカタス絣の織組織で
茶褐色の梅の花意匠を与えました。
絣の技術によって見ごたえのある立体感までも表現致しまして…。
八掛は地色に映える柿色にて、
心地の良いアクセントを感じさせております。
ごく細やかな構図を絣の密度の変化で表現したハイクラスの一枚。
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを感じながら
カジュアルの場面を誰よりもお楽しみください。
[帯]
江戸時代に完成された切嵌技法。
ちりめん細工の袋物や袱紗(ふくさ)などに多用されてきた技を用いて、
錦地に様々な龍村裂を配しました。
色、質感、意匠、様々な表情の裂をバランスよく組み合わせ、
まったく新しい表情の一品として完成させました。
抑えた色彩のお品ですが、裂嵌が存在感のある帯姿を演出します。
【 商品の状態 】
[お着物]
中古品として仕入れて参りましたが概ね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
[帯]
中古品として仕入れて参りました。
締め跡がございますのでお手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。
【切嵌(きりばめ)について】
裂嵌とは、布地の一部を切り取った後、
別裂(べつぎれ)をその形に切り取ってはめ込んだものを言い、
高い技術を要します。
細かな曲線を縫いつなぐには、絹糸の縒(よ)りをほどいて1本に裂き、
摩擦(まさつ)などで糸が毛羽立つのを防ぐため、
指に薄い糊をつけてしごき、一針ごとに細かい返し縫いがなされます。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 藤都喜ヱ門について 】
本名:藤都喜七
藤絹織物の創業者
藤絹織物を設立し、色大島、白大島、さらに
独特の美術大島を開発し1973年に
「都喜ヱ門ブランド」を誕生させた。
大島紬の振興に生涯をささげた功績で
1997年に南日本文化賞受賞。
1999年1月、惜しまれつつも88歳の生涯を閉じる。
【 都喜ヱ門ブランドについて 】
戦前、戦後を通して大島紬の世界で活躍した
名瀬市大熊出身の故・藤都喜ヱ門(本名:都喜七)が
起こした古典美術の本場大島紬の最高峰ブランド。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
[お着物]
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:柿色
[帯]
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.6m
柄付け:お太鼓柄
身丈(背より) | 153cm (適応身長158cm~148cm) (4尺0寸4分) |
---|---|
裄丈 | 63.5cm(1尺6寸8分) |
袖巾 | 49cm(1尺2寸9分) |
袖丈 | 34cm(0尺9寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 27cm(7寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66.5cm(1尺7寸6分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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