商品番号:1532863
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
この吸い寄せられるような意匠…
一瞬で心に刻まれたこの”美”
上品会と並ぶ、京都の一流作家の逸品が集まる「美展」。
その美展作家であり、前京都染色美術協会会長でもある『尾嶋邦』氏の希少な作品を入荷いたしました。
色彩、構図、全てが絶妙なバランスで仕上げられた、女性美を醸し出す特選本手加工友禅訪問着をご紹介致します。
絹地に選ばれたのは極上の冠のついた三眠蚕の一枚。
三眠蚕とは、三回の脱皮をして繭を作る事から「三眠蚕」と呼ばれ、通常の繭の千分の一の割合でしかとることの出来ない、大変希少価値の高い蚕です。
三眠蚕の繭の大きさは、普通の繭の約半分程で糸もかなり細いものですが、強く柔らか、かつしなやかで、美しい光沢に絹の持つ全ての特性が生かされております。
そんな贅沢な絹地に贅沢な染め意匠…
お見逃しのなきようお願いいたします。
【 お色柄 】
すべらかな極上の絹地…。
絹本来の内なる光沢感のある地落ち着きのある潤色に染め上げて。
意匠には雅やかに色彩を対比させた紅色の牡丹文様。
その周りを彩る、観世水、菊や萩などの吉祥文様。
存分に施された金彩、金駒刺繍がより一層お柄を引き立てて…
趣に溢れた仕上がりでございます。
細やかな友禅の美景に細緻にあらわされた華やぎと伸びやかな彩り…
きっとご覧頂ければおわかり頂けることでしょう。
うっとりするほどの意匠美がダイレクトに心に伝わってくるお品。
華やぎのシーンに合わせて…。
誇りと自信を持っておすすめできる一枚でございます。
ぜひともお手元にてご堪能いただきたく思います。
どうぞこの機会をお見逃しございませんようにお願いいたします 。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約180cm 内巾37cm(最長裄丈約70cmまで 最長袖巾肩巾35cmまで)
白生地には極上三眠蚕を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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