商品番号:1532861
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
鞠のつく音が聞こえてくるような意匠美。
しっとりと端麗な染め…
秋の涼しげな様子が伝わってくるような一つ一つのお色が美しい、本手加工友禅訪問着をご紹介いたします。
女性らしい佇まいを演出してくれる風雅な一枚。
お見逃しのなきようお願いいたします。
【 お色柄 】
絹の光沢が美しい高級感溢れる丹後ちりめん地。
その地を柔らかな象牙色に染め上げて。
意匠には、萩や撫子の草花と鞠をついて遊ぶ童子が二人。
ぱっと目を引くような、お柄ではない分、本当に落ち着いた彩りと情景が確かな技術により込めれました。
童子達の着物が差し色となり、裾元にはふんわりと優しい暈し染めが施されました。
結婚式・披露宴やパーティーから、芸術鑑賞の場まで幅広くフォーマルシーンで活躍する一枚となることでしょう。
流行りすたりのない柄行ですので、末永くお召しいただければ幸いでございます。
ぜひお手元にて存分にご堪能頂ければ幸いです。
どうぞこの機会をお見逃しございませんようにお願いいたします。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たちきり身丈約185cm 内巾36cm(最長裄丈約68cmまで 最長袖巾肩巾34cmまで)
白生地には特選丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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