商品番号:1532476
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
緻密に織り上げられた意匠の醸し出す独特の趣…
証紙などございませんが
過去の取り扱いから
西陣の名門「藤原織物」のお品に間違いございません
今回ご紹介いたしますのは、紹巴織のお品でございます。
利休の弟子でもあり、茶人のほかに歌人でもある里村紹巴。
氏が好んだ仕覆やふくさの裂の多くは、地組織の縦糸とは別に
柄をあらわす縦糸が織り込まれた二重縦組織の織物が使われています。
柄行が絵のように緻密にあらわされたその織物のことを「紹巴織(しょうはおり)」と呼びます。
お茶を嗜む方に非常に人気のある紹巴織の帯…。
是非その淑やかな面持ちをお手元でご覧いただきたく存じます。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として
仕入れました
締め跡もわずかなおおむね美品です
【お色柄】
しなやかな帯地は趣有るオフホワイト
六通にわたり菱襷模様が織りだされ
その内には若松と波や唐花がリズミカルに
織り出されました。
帯地のお色との相性も良い優しい色彩で織り上げられた意匠に、
心地よいまとまりを感じていただけます。
さりげなくも都会的なハイセンスをお楽しみいただけることでしょう。
ワンランク上の帯姿をお楽しみいただけることでしょう。
付下げ、色無地、小紋、御召などとのコーディネートでご愛用くださいませ。
よく出回っているお値打ち品とは一線を画する、名門の特選名古屋帯。
一重太鼓でも少しきちんとした印象を演出したいときにも重宝いたします。
お気軽なお出かけにも品の良さを際立たせてくれますので、
様々なお席に活躍してくれることと思います。
お手にしていただいたときに、さらにその魅力を強く感じていただけることでしょう。
是非ともこの機会をお見逃しないようにお願いいたします。
【 藤原について 】
西陣織工業組合所属時の
西陣織工業組合証紙はNo.107
※2021年廃業。
菱形に「藤」の文字のロゴを使用。
嘉永年間創業の西陣の老舗機屋。
は主に礼装用の唐織や引き箔、駒箔の格調ある文様の
振袖や留袖用の礼装袋帯の制作を得意とする。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ3.7m(お仕立て上がり時)
お柄付け:六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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