【人間国宝 玉那覇有公】 本場琉球紅型染小紋 ≪お仕立て上がり・中古美品≫ 「梅に笹」 巨匠の逸品お値打ち! 身丈155 裄64

¥495,000
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竹中 浩一

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【 仕入れ担当 竹中より 】

国指定重要無形文化財「紅型」の保持者
人間国宝【 玉那覇有公 】氏による
落ち着いた彩りの特選小紋のご紹介です。

染織ファンのお方、必見です!
貴重な琉球紅型のきもの。

玉那覇有公氏は、琉球王朝時代からの紅型三宗家(城間、知念、沢岻家)の一家、
城間家14代・城間栄喜に師事し、修行を始め34歳に公募展へ初出品してから数々の賞を受賞し、
1996年60歳の時、人間国宝に認定されました。

柳宗悦にはじまる民藝運動によって、蒐集された沖縄の布。
戦火による消失から救われた古紅型や織物の精緻な型染めもよう、
筒引きの力強い色は、多くの人の心に感動を与えました。

もともとは、身分の高い者だけに着用を許され、一般的には禁断の布であった紅型。
廃藩置県によって王朝の庇護はなくなり、戦争によって多くの型紙や道具が失われましたが、
そのような辛苦を乗り越えて創作を続けた職人の情熱は失われません。
その心意気、感じ取っていただけますでしょうか。

今回ご紹介するのは、大変な手間をおしまずに染めあげたお品です。

ここまでお値打ちに、しかもご紹介すらさせていただくことは滅多とございません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなきようお願いいたします!

【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが
大切に保管されていたのでしょう、美品です。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。

【 お色柄 】
八丁撚糸による美しいシボが特徴の白生地である浜ちりめん。
最大限に紅型の色彩を引き出し、さらりとした肌なじみの良い生地を
白橡色に染め上げてました。
そこに、鮮やかな色彩で梅や笹などのお柄を一面に染め上げました。

沖縄の民族衣裳の奥深さをご堪能いただけることは間違いございません。

琉球の紅型は、年齢を問わずお役立ていただけますので、
末長くその色彩を楽しんでいただけることでしょう。

通常このようなお値段でご紹介はないことと存じます。
玉那覇有公氏のファンの方や、紅型小紋をお探しの方におすすめしたいと思います。


【 玉那覇有公(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1936年(昭和11年)10月22日生
1996年(平成 8年) 重要無形文化財「紅型」の保持者に認定

1961年に沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者
琉球紅型宗家14代城間栄喜(しろまえいき)に師事、
のちに独立。那覇市首里に紅型工房を構える。
1996年5月、国の重要無形文化財「紅型」の
保持者として各個認定される。
2000年7月22日、第26回主要国首脳会議(九州・沖縄サミット)が
首里城北殿で開催された際、沖縄県の人間国宝の代表として、
紅型の制作実演を行った。

両面染めの技法に秀でており、
また「二枚異型」の技法を独自に考案。
琉球王国時代から戦後の紅型復興期にいたる
紅型の伝統が強く息づき、優しくも深く厳しい
精神性に裏付けられた独自の創作を生み出している。
力強く緻密な型彫りを得意とし、明度の高い中間色と
暈しによって動静と光を備えた清涼感ある作品は、
現代紅型に多くの模倣的表現を生み出した。
※息子の玉那覇有勝(1968年 - 、日本工芸会正会員)も、
中頭郡読谷村に工房を構え、紅型の制作に従事している。

【 経歴 】
1936年 沖縄県石垣市に生まれる
1961年 琉球紅型宗家十四代・城間栄喜に師事
1975年 第22回日本伝統工芸展初入選
1976年 沖縄タイムス芸術選賞 奨励賞受賞
1978年 第25回日本伝統工芸展 奨励賞受賞
    日本工芸会正会員
1979年 第26回日本伝統工芸展 奨励賞受賞
1980年 「伝統と現代 日本型染」展
    (東京国立近代美術館主催)招待出品
1983年 沖縄タイムス芸術選賞 大賞受賞
1990年 第37回日本伝統工芸展鑑査委員
1991年 第38回日本伝統工芸展 文部大臣賞(優秀賞)受賞
1994年 「現代の型染 くりかえすパターン」展
    (東京国立近代美術館主催)招待出品
1995年 「友禅-第42回日本伝統工芸展特待者
1996年 重要無形文化財保持者「紅型」認定
1998年 紫綬褒章受章
2006年 旭日小綬章受章


【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)

早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。

「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。

琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。

藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。

筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。

素材・サイズ・TPO

- 素材

表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
八掛の色:淡黄色
※白生地には、浜ちりめんを使用しています。

- サイズ

身丈(背より)155cm (適応身長160cm~150cm)
(4尺0寸9分)
裄丈64cm(1尺6寸9分)
袖巾33.5cm(0尺8寸8分)
袖丈48.5cm(1尺2寸8分)
前巾24.3cm(6寸4分)
後巾30.5cm(8寸1分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69.5cm(1尺8寸3分) 袖巾35cm(9寸2分) 袖丈53.5cm(1尺4寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 音楽鑑賞、女子会、お食事、街着、趣味のお集まりなど

◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸帯、八寸帯、半巾帯など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※お仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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