商品番号:1532282
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【 仕入れ担当 中村より 】
手織りの最高峰・爪掻本綴…
贅沢な爪織綴れの中でも希少な夏物
京都西陣織物師、三代目・波多野諦観氏による
シンプルな夏の八寸帯のご紹介でございます。
西陣・綴錦織匠【 錦繍堂 】
かの人間国宝、重要無形文化財「綴織」の技術保持者である
細見華岳氏も、波多野錦繍堂で伝統的な綴織技法を習得されました。
その波多野錦繍堂三代目・諦観氏による、
レアな夏の八寸帯。
年々その織手の高齢化により、西陣で織り上げられる爪掻本綴れは減少しています。
御仕立て上がりならではのお値段かと存じます。
未仕立てではまずこのお値段ありえません。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【お色柄】
夏物でありながら、
しっかりとしたハリのある帯地。
涼しげな透け感のあるその帯地には、
灰色にて波の横段模様を織りなしました。
【 状態について 】
中古品として仕入れてまいりました。
黄変がわずかにございますので、
お届け前にお直しをサービスさせていただきます。
お手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。
【 爪掻本綴について 】
爪掻で1色ずつ、少しずつ織り上げられてゆく帯。
その作業の繊細さと織り手の物づくりへのこだわりは、感動さえ呼び起こします。
爪掻本綴の織リ手さんは、常に指の爪先にヤスリをあてノコギリの歯のように刻んでおきます。
文様を織る際、図案を経糸の下に挿し込んで経糸を透かして見ながら、経糸を杼ですくい、緯糸を越して織り込んでいきます。
そしてノコギリの歯のように刻んだその爪で、緯糸を1本1本掻き寄せ、織手の感性により織り込んでいき、筋立てという櫛で織り固めます。
織機が自動的にその列に入る経糸をひきあげてくれるのではなく、1色ずつ下絵を見ながら織り込んでゆく作業になります。
経糸を覆うように織り上げられるため、裏表同じ柄となり、長年の使用で汚れた時などは裏を整理してお仕立て直すことも出来ます。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約3.58m
全通柄
◆最適な着用時期 7月~8月の盛夏頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お食事、お出かけ、観劇など
◆あわせる着物 夏の小紋、紬、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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