商品番号:1531230
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
流石は大島の名門、窪田織物の作品。
中でもごく珍しい『さねん染め』
さねんとは月桃のことでございます。
穏やかなピンクに染まる月桃の染料。
そんな月桃染めの糸で織り上げられた本品は、
よくよく見ますとうっすらと月桃で染まった糸が地に用いられており、
地色は真っ白ではなく、ほんのりと赤みを感じさせます。
これほどの良柄の羽織は滅多とお目にかかる事が出来ません。
お目に留まりましたら、是非ご検討下さいませ。
【 お色柄 】
まろみのあるオフホワイトを基調にして、
優しく浮かび上がる淡藤色の織暈し。
細やかな絣模様を一面に織りなしました。
一見して素晴らしい作品であることがわかる存在感と、
細部は実に細やかに細やかに仕上がった、繊細さ。
絣ではなく染かと見間違えるほど細かな絣模様と美しいグラデーションでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
羽織丈 | 96.5cm(2尺5寸5分) |
---|---|
裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34.5cm(0尺9寸1分) |
袖丈 | 47.5cm(1尺2寸5分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 30cm(7寸9分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月から翌3月の羽織、コートの時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン おでかけの際の防寒用、お洒落な羽織ものとして
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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