商品番号:1530913
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
心に響く風雅なデザイン。
憧れの方も多いかと存じます。
【 本場白大島紬 】より生み出された一品に
伝統工芸士【 若林弘惠 】氏による
箔糸が煌びやかな本場筑前博多織の佐賀錦袋帯を合わせました。
有色の絣糸で表す見事な陰影表現に
スマートな色彩の遊びを与えて。
白を纏うようなコーディネートを考えました。
お目に留まりましたらどうか
お見逃しの無いようにお願い致します。
【 お色柄 】
[お着物]
白大島特有のまろみを感じさせるお色。
真っ白ではない、やわらかな雰囲気は他にはない魅力感じます。
そこに生い茂る樹々から望む風趣な情景が織り描かれました。
大島紬のなかでも圧倒的に織り上げ数の少ない白大島。
気が遠くなるような手間と時間をかけて織り出された手仕事の結晶…。
末長くご愛用いただけましたら幸いでございます。
[帯]
やや肉厚な地風の薄鼠、薄柳鼠、オフホワイトの
段ぼかし地に一面の金糸による吹雪紋を織りだし、
優彩の絵緯糸で桜の花が重ねて織りだされております。
またもう片面は佐賀らしい表情の細かい矢羽を
横段状に全通柄で織り上げており、それぞれの面で
異なる帯姿をお楽しみいただける仕上がりとなっております。
【 商品の状態 】
[お着物]
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
[帯]
やや使用感、うっすらと着用シワはございますが、
中古品としてはおおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 博多織:佐賀錦 について 】
肥前鹿島藩の御殿女中に受け継がれた織物。
京都・西陣織など一般的な織物は箔を緯糸に用いるが、
佐賀錦は箔糸(金銀箔を漆で和紙に貼り細く切ったもの)
を経糸とし、絹糸を緯糸にするほか、織機ではなく
織り台という小さな台に糸や箔をかけて独自の
道具を用いて織るのが特徴。
本来の佐賀錦は織り台を用いるが、現在は
通常の経糸と緯糸に絹糸を使用する博多織と区別し、
絹糸と箔(金色や銀色や焼き箔など)を使用したものを
佐賀錦と呼んでいる。
絹糸は、形状が丸なので上下がないが、箔の場合
張力などが異なるので、耳の引き具合や打ち込み、
箔糸の返りを確認しながら製織せねばならず、
熟練の職人でなければ製織できない。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
[お着物]
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
[帯]
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.3m(お仕立て上がり)
柄付け:両面全通柄
耳の縫製:かがり縫い
身丈(背より) | 154.5cm (適応身長159.5cm~149.5cm) (4尺0寸8分) |
---|---|
裄丈 | 63.5cm(1尺6寸8分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、お食事、街着、お稽古ごとなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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