商品番号:1530681
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
その独自の織によって表現した逸品。
帯やきものに造詣のある方なら、必ずや耳にされた事があると思われる、
織りの宝石『佐波理綴』。
あの故久保田一竹氏の辻が花とのコラボや、
故ダイアナ妃に献上された帯として名をはせ、超高級袋帯の代名詞ともなっております。
今回ご紹介のお品は、抜群の良色、良柄。
流石、宝飾品に例えられるだけのことはございます。
これほどの力がございましたら、きっと帯姿となりましても
目を釘付けにする、誘引力はそのままでございましょう。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
織はしなやかでありながら、程よいシャリ感に、
見た目にそぐわぬ軽やかさ。
重厚な彫金を思わせる表情でありながら、
お手にとって頂きますと、予想をよい意味で裏切るその軽さ。
玉虫のように変化する箔糸使い、
さりげないのに千変万化、かつ奥深い彩り。
織り描かれた壮麗な華文の意匠は
ダイヤモンド、ブルーサファイア、エメラルド、トパーズ、ラピスラズリ…
とりどりの宝石をちりばめたように麗しく美しい輝きに満ちてございます。
慶びの華やかなライトの下では奥ゆかしく煌き、
間接照明のもとでは幽玄に輝く、幻想的な表情を
ぜひお手元でご堪能下さい。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりました。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 佐波理綴(さはりつづれ)について 】
京都 御寮織司 六家筆頭の井関家の血を引く
織物作家・池口定男が創作した織物。
佐賀錦と綴れ織の特性を組み合わせた佐波理工法で
織り上げられている。
1981年に東京で開催された昭和天皇の寿祝の
正倉院記念展の出展物の佐波理(銅・錫・鉛の合金)
からインスピレーションを受けて制作された。
佐波理綴誕生のきっかけは、制作した作品を着たモデルが
きものショーに出演した際に、客席の照明が暗くなった途端
きものから華やかさがなくなり、暗く沈んだ色合いに見えた事。
ショックを受けた池口氏はそれ以来、「光」「輝き」をテーマに
試行錯誤を重ね「光を失わない織物」を完成させた。
その精神と技術は2011年に二代目を継いだ
池口友啓によって受け継がれている。
帯のタイトルに「友」がついているものは池口友啓デザイン、
「定」がついているものは佐波理を開発し池口定男デザイン
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.3m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、芸術鑑賞、観劇、レセプションなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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