商品番号:1530213
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
年々どんどん希少になりつつある、織の最高峰…爪掻き本綴れ。
上品な印象ながらも貴女だけの着姿を作り出す一条。
綴れ帯の名門として名高い「本つづれ勝山」より特選の一条をご紹介致します。
緻密かつ繊細な作業、織り手の物づくりへのこだわりによって生まれる逸品。
お目に留まりましたらどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
さらりとしなやかな帯地。
本当にしなやかです…
その地を明るい土色にして、お柄には
お洒落な瓢箪の文様を織り上げました。
無地場をもおしゃれに見せる構造…
是非お手元にてご堪能いただきたく思います。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 當麻つづれについて 】
勝山さんの爪掻當麻つづれは、奈良の當麻寺に現存する国宝
「當麻曼荼羅」を手本として、白龍庵主人が多年にわたる研鑽と探求により、
細緻な組織をそのままに帯地として再現したものでございます。
締めにくい印象の綴れ織を、極細糸を用いて織ることにより、
しなやかで軽く締めやすい帯として完成されました。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金銀糸風繊維以外)
長さ約4.4m
耳の縫製:本袋縫い
お太鼓柄
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年代は問いません。
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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