商品番号:1528372
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
いわずと知れた名門、龍村美術織物。
染色工芸に対する功績で美術院恩賜賞を受けた初代龍村平蔵の創業に始まり、
古代織物の研究、それを基盤とする織物美術創作の伝統を受け継いで、
世界的に認められる美術織物を世に送り出しております。
今回ご紹介のお品は、龍村らしさこの上ない九寸名古屋帯
おきもの好きの方でしたら、すぐに龍村とお分かりいただけることでしょう。
【商品の状態】
リサイクル仕立てあがり品として仕入れましたが
締め跡などもめだたない おおむね美品でございます
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
お太鼓箇所は2重にみえるよう比翼仕立てが
ほどこされています
【お色柄】
「五葉花文」
正式名称は朱子地五葉草花文様金モール。
絹糸を芯にして金の薄板を細く裁った金線を巻きつけたものを金モール糸、
銀線を巻きつけたものを銀モール糸といい、それぞれを用いた織物を
金モール、銀モールといいます。
本品は金モール、銀モールの作品にみられる、
多くの草花文様を参考にして、五葉草花文様を
モール風に織出したもの。
その独特のモチーフを、風雅に織り成しました。
この文様は、ペルー国の首都リマ市より北方海岸80キロメートルにある
チャンカイ川流域を中心として、先インカ文明の最後の地方文化として栄えた
チャンカイ文化の染織である、猿と幾何文様を組合せ集約したもので、
これを経錦の織法でおりあげた異色の文様の錦であります。
伝統と歴史。
奥深い魅力あふれる美術織物を、素敵なおきもの姿にご活用ください。
色無地、小紋から、織りのおきものにもコーディネートいただけます。
百貨店などでご覧になられた方もいらっしゃることと思います。
どうぞこの機会をお見逃しなく、末永くご愛用くださいませ!
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 十日町紬について 】
新潟県十日町で製織されている先染の絹織物。
経絣、緯絣などの技術を用いた緻密な柄が特徴で
絣、縞、格子をはじめ伝統的な柄から現代的な柄まで
多様な色柄のものがある。
絹100% 長さ約3.62m
証紙644 龍村美術織物謹製
◆全通柄 ◆比翼仕立て 開き仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶会、音楽鑑賞、観劇、女子会、街着、お稽古、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、紬、御召
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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