【本場久米島紬】 特選草木泥染め手織り紬 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「琉球想歌」 伝統的なデザイン 流行り廃りなく末永く 身丈155.5 裄63.5

商品番号:1527580

¥118,000

(税込)

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【 仕入れ担当 岡田より 】
久米島紬らしいオーソドックスな彩りで
伝統柄を織り上げた本場久米島紬のご紹介です。

泥染の濃色が主だった色使いの久米島紬。

本品はその王道の泥染めベースの紬地に、
御絵図に見られる伝統的な絣柄と縞を
織り上げたお品。

流行り廃りなくご年齢を問わずにお召いただけますので、
カジュアルシーンに末永く重宝していただける事でしょう。

【 お色柄 】
程よくハリとフシ感のある黒褐色の真綿紬地に、
茶系の濃淡の配色で三釜のターチヒチサギー
(二つ引き下げ)、トゥィグアー(燕)、
ミジフムなどの絣が織りだされております。


【 商品の状態 】
着用済みのお品として仕入れてまいりました。
うっすらと着用シワ、たたみジワがございます。
また、ご着用には大きくは差し障りございませんが
裏面の縫い糸若干黄変(絹本来の生成りに近いお色に戻る)箇所
が胴裏より透けて見える箇所がございます。

リユース品ならではのお値打ち価格でお届けいたしますので、
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。


【 久米島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
沖縄県無形文化財指定(1977年)
製作技術が重要無形文化財に指定(2004年)
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定

その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。

糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。

久米島紬の色の系統は以下

・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥 
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰  
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ) 
・濃青色、濃紺系:琉球藍        
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。

- 素材

表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:鳶茶・無地
※衿ホックなし(引き紐タイプ)
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- サイズ

身丈(背より)155.5cm (適応身長160.5cm~150.5cm)
(4尺1寸1分)
裄丈63.5cm(1尺6寸8分)
袖巾33cm(0尺8寸7分)
袖丈47cm(1尺2寸4分)
前巾23.5cm(6寸2分)
後巾29cm(7寸7分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 趣味のお集まり、お稽古、芸術鑑賞、おでかけ、お食事 など

◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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