商品番号:1527430
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
そうそうお眼にかかることのできない、
稀に見る工芸美術帯でございます。
通の方ならご存知【 誉田屋源兵衛(こんだやげんべい) 】より、
特選袋帯をご紹介致します。
本金ならではの典雅な面持ちと、
匠の技で織り成された抜群の意匠美をご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
穏やかな墨色の箔糸を織り込んだ帯地。
ざっくりとした手触りでしなやかな風合いの中に、
源氏鼠色や薄茶色に金糸を込めて「正倉院横段」の装飾模様を織りなしました。
光を受けて様々な表情を見せる仕上がりとなっております。
絶妙にお色の変えられた純金のきらめきが、
シンプルな柄だからこその上質で気品ある後姿を演出してくれます。
一見してその迫力は他のどのような帯にもない風格と重厚さを漂わせており、
誉田屋源兵衛さんの帯の数々を見てきた中でもひとクラスもふたクラスも上。
留袖にあわせていただいて極上の和姿に。
華やぎのお席にハッと目を引く美しい和姿を演出することでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.45m
柄付け:六通柄
耳の縫製:ございません
※関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式、式典、パーティー、観劇、音楽鑑賞、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、色無地、付下げなど
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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