商品番号:1526646
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
きもの市場のお客様は展示会でお馴染みかもしれません。
文化庁から依頼されて、織の原点でもある桃山小袖(唐織小袖)を復元している
永井織物は永治屋清左衛門より…
こだわりの特選御召をご紹介致します。
人気の高い永治屋さんのお品でございます。
このお値段でご紹介が叶いますのも御仕立て上がりならでは。
今回は200年を超える京の老舗、
菱屋善兵衛の袋帯とのコーディネートセットをご紹介。
糸からこだわる極上の着心地をご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
[着物]
品良く、光の所作で表情を変える砂色の地。
角度を変えると一面に養老縞の地紋が浮かび上がります。
万人が認める格ある一枚となるでしょう。
[帯]
こっくりと深い黒色を基調とした錦地。
鮮やかな天色の色彩で
アールヌーボーの唐花の意匠を織りなしました。
画面上でどこまでお伝えできるかわかりませんが、
まさに本物と呼ぶにふさわしい作品でございます。
【 状態について 】
未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます。
お手元で現品をご確認の上、お値打ちにご活用くださいませ。
【 永治屋清左衛門について 】
遡ること、200と有余年…
江戸時代後期、京都府北部の丹後地方にて生糸問屋として創業され、
生糸問屋と丹後ちりめんの製造を併業し、ちりめんのブランドとして一世を風靡。
その後は白生地のトップブランドの主力メーカーとしてて製造を営まれ、
現在は、数少ない老舗織元として染織品の制作や復元を行っております。
そんな名門の特徴の一つに『糸』があげられます。
糸問屋から始まったということもあり、「糸」には強いこだわりがございます。
使用する糸は世界最高峰の糸メーカー、ブラタク社の糸を元に撚糸を加えたオリジナルの生糸でございます。
染めムラがなく絹糸の繊度が均一であり、限りなく細い絹糸を求めて、たどりついた世界最高峰の糸。
わずか数十ミクロンの生糸へのこだわりが、ものづくりの精神といえるでしょう。
特徴のもう一つは製造過程にもございます。
京都で確立された分業製により、通常は30工程以上に及ぶ工程を外注によって制作されますが、
本織元では絹糸の撚糸から染色・図案の考案など、ほとんどの工程を自社職人によって制作しております。
これらは、長年守り続けた技術の蓄積によって成しえ、
このこだわりこそが、決して真似のできない風合い、質感を生み出す要因の一つでございます。
【 菱屋善兵衛(木野織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.320
1804年(文化元年)創業
「菱屋善兵衛」を屋号とする西陣の老舗機屋。
現在、所蔵する古代裂地を復刻した袋帯を中心に、
西陣お召しなど時代に合った商品を提供している。
尾張国から入洛した木野善八(1806年没)が
初代とされ、現社長である木野善之で八代を数える。
二代目善兵衛が江戸後期に西陣の機業を二分していた
菱屋に入って織物業を習得、独立して菱屋善兵衛を
名乗り、1804年に創業した。
創業当時から帯地の他に相撲の化粧廻しも製織していたが
四代目以降は帯地のみに専心、ジャガード機を導入して
設備を整え、繻珍の丸帯を多く製織していた。
五代になると積極的に各種の帯を手掛け、一時は絽の
丸帯のみを作り、『絽ならば木野』とまで言われた。
大正期の経済恐慌で大きな痛手をおったものの、
1948年に後を継いだ六代目が堅実な経営と良い商品を
安く提供するをモットーにものづくりを続け、八代目の
現在に至る。
[着物]
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
居敷当てあり・背伏せなし
パールトーン加工済
[帯]
絹100%
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
全通柄
身丈(背より) | 164cm (適応身長169cm~159cm) (4尺3寸3分) |
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裄丈 | 65cm(1尺7寸2分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 22.5cm(5寸9分) |
後巾 | 28cm(7寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 9月~10月前半、5月後半~6月の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン パーティー、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お食事会、趣味のお集まりなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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