商品番号:1526321
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
工芸着物、帯のファンでしたらご存知、
「南部しぼり・紫根染・茜染」で有名な岩手盛岡の
【 草紫堂 】のお品かと存じます。
古くより親しまれてきた植物染料の
茜を用いた茜染の、手絞りにてお柄をあしらった
九寸名古屋帯のご紹介です。
流行り廃りなきトラッドなデザインに、
時が経つにつれて味わいを増す草木染料の表情を
末永くお楽しみ頂けるお品。
今回は短尺につきお値打ちにご紹介が叶いました。
お探しの方に心よりおすすめいたします。
【 お色柄 】
薄手に織り上げられた帯地に、
茜染めで得られた紅色の絞りによる
七宝模様が一面にあしらわれております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 茜染について 】
茜染は読んで字のごとく、アカネという
植物の根を使って染める草木染を指す。
茜はアカネ科のつる性の多年生植物であり、
中国や朝鮮半島、日本などのアジア圏に多く
生息する植物で、古くから薬草として用いられており、
浄血や保温、体の活性化といった効果が期待されてきた。
茜染にはその根から採取される赤い染料が用いられる。
茜の根に含まれる紅色色素前駆体のアリザリンを酸化、
ノメタン型のブラジレインに変化させ、赤色を得る。
より酸化が進むほど赤が濃くなり、日光の下で
染色をするとより濃く染まる。
国内の茜染の発祥の地として知られるのが
岩手県で、その昔自生のアカネが豊富だったことから、
1300年前の奈良時代からその根を使って染める茜染の
技法が伝承されてきた。
綿100%
長さ約3.45m(やや短尺・お仕立て上がり)
柄付け:全通柄
※絞り染の性質上、色の濃淡、絞りの目が不均一な箇所がございます。
風合いであって難ではございません。その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています