【知念紅型研究所 知念初子】 仕・中古美品 本場琉球紅型九寸名古屋帯 <紋織・宗薫緞子> 「七宝い雪輪花」 この彩のコントラスト!

商品番号:1525790

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【 仕入れ担当 竹中より 】
知念紅型研究所・知念初子氏の美しい紅型…
鮮やかな色合いはそのままに、日本の草花を琉球風にアレンジし、
お着物との相性抜群に仕上げた琉球紅型九寸帯をご紹介いたします。

琉球絣や久米島の紬、花織といった南国の織物にもよく似合いますし、
色無地や小紋などのやわらかものから大島や結城など、
手仕事のお着物にもよく似合うことでしょう。

力強さの中にある、柔らかな輪郭や彩りによる柔和な感性…
ぜひお手元にてご堪能下さいませ!

【商品の状態】
リサイクル仕立て上がりとして仕入れました
締め跡もほとんどみうけられない
美品でございます



【 お色柄】
今回染め上げられた素材は、
宗薫緞子と称される 七宝に宝文をちりばめた
吉祥の紋織ちりめん

その地を白と青のコントラストにて
6通にわたり七宝つなぎを背景に
大小の雪輪紋を配し そのうちには椿や桜 そして
舞う蝶の意匠をちりばめました

藍型の発色の彩りを巧みに用いて
帯地に浮かび上がるように表現された秀作です。

琉球紅型の意匠力、色使いで表した意匠は、
着姿にも抜群に映える、美しい仕上がりでございます。


【 知念初子氏について 】
故・知念積弘氏より伝統的技術技法を継承し、
​知念紅型研究所設立以前から琉球びんがたに携わる。

紅型の技法と琉球の色彩にこだわりつつ、
日々研究を重ね、知念貞男と二人三脚で長年琉球紅型に従事されていました。

現:知念紅型研究所の社長、知念冬馬氏に
貞男氏とともに紅型の伝統技法・技術を継承されたのも初子氏です。


【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)

早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。

「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。

琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。

藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。

筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。

竹中 浩一

バイヤー
竹中 浩一

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090-4761-5225

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100% 長さ3.73m(お仕立て上がり時)
白生地には、紋意匠 宗薫緞子を使用しています

パールトーン済

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 9月~5月(秋単衣から袷の季節に)

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。

◆着用シーン 街着、お食事、ショッピング、行楽などのカジュアルシーンに。

◆あわせる着物 小紋、色無地、御召、紬

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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