商品番号:1525267
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
お着物好きなら誰しもがご存知!
重要無形文化財保持者、
人間国宝【 喜多川俵二 】氏の九寸帯をご紹介いたします。
ほかとは違う面持ち・雰囲気…
よくご紹介する、白・アイボリーが基調のものではなく
より温かいお色味の一条でございます。
金銀糸はございませんが絹の放つ艶めき・光沢が美しく、
ドレッシーなお着物と合わせても素敵です。
色々な装いに合わせていただける重宝・良き色柄のお品。
お目に留まりましたら
どうぞお見逃しなきようお願いいたします。
【 お色柄 】
ほんとうに軽やかな地風…
肌色と葡萄鼠の地に、格子に菊花を込めました。
唐織のお品ですと、重厚感があり煌びやかなイメージが多くございますが、
俵屋の製作されますお品は、
第一にお召しになられる方を想って大変上品さに溢れた製作お品ばかりでございます。
繊細な織りくちにその色目、画面からも感じていただけますでしょうか…
気品と、高尚に満ち溢れた格調高い帯姿をお楽しみいただけます。
ふっくらとした唐織の味わいをほどよく控えめに、確かな織り口を保ちながら…
一生ものの帯をお探しの方にお勧めいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 喜多川俵二(重要無形文化財保持者)について 】
【 生年・認定年 】
1936年(昭和11年) 3月9日生
1999年(平成11年) 重要無形文化財「有職織物」の保持者に認定
室町時代より500年以上続く西陣の織元「俵屋」の
18代目で、父である喜多川平朗(故・重要無形文化財保持者
「羅」「有職織物」)の次男として生まれた。
京都の洛北高を卒業後、平朗氏のもとで織の技術を学び
1988年に俵屋・喜多川家18代目を継承、1999年に
「有職織物」の重要無形文化財保持者に認定された。
伊勢神宮において20年ごとに行われる
式年遷宮の御料織物の製織も代々担っている。
【 経歴 】
1936年 京都生まれ
1954年 高校卒業後、父・喜多川平朗のもとで
日本固有の有職織物・唐織等を習得
父について皇室御用織物・正倉院御物復元等に従事
1970年 伊勢神宮式年遷宮神宝装束「鞍三懸」制作
1984年 正倉院の依頼で復元調査制作
「花樹獅子人物文綾(几褥)」(1987年完成)
1988年 「俵屋」18代を継承
皇室御用織物・伊勢神宮神宝装束等「有職織物」制作
1989年 第36回日本伝統工芸展初入選
伊勢神宮式年遷宮神宝装束「錦」「羅」「紗」等を製織
1990年 秋篠宮殿下・紀子さま御婚儀装束「御即帯」「十二単」製織
天皇御即位御大典御装束「御即帯」「十二単」製織
1992年 日本工芸会正会員となる
1993年 皇太子殿下御装束「縠黄丹御袍(夏の料)」制作
皇太子殿下・雅子さま御婚儀装束「御即帯」「十二単」製織
1999年 重要無形文化財「有職織物」の保持者に認定
2005年 京都迎賓館に装束と几帳を納める
伊勢神宮式年遷宮御神宝装束「羅」製織
2006年 旭日小授賞受賞
伊勢神宮式年遷宮御神宝装束「紗」製織
絹100%
長さ約3.65m
六通柄
※開仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事、お茶席、お出かけなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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