商品番号:1524253
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
滅多とご紹介のないお品。
小紋師 鈴木秋治氏による、
江戸小紋文様を2000柄も込めて染めあげた一枚をご紹介致します。
お値打ちにお届けさせていただきます。
お目に留まりましたら是非お見逃しなく!
【 色柄 】
お色はこっくりと深い黒。
裂取に江戸小紋文様を2000柄も染め上げられました。
整然と配された微細な模様…
江戸小紋の醍醐味をしっかりと味うことができます。
小物や帯とのコーディネートによって、時にはつつましく「上品」に、
またある時にはきりりと「小粋」に見える表情豊かな一枚です。
お道具としての一枚にはもちろんのこと、
お洒落着感覚での装いにも向きそうな表情が大変魅力的です。
【 江戸小紋について 】
伊勢型紙を白生地の上に置いて模様の部分を糊で防染し、
地色を一色で染めて糊を落とすと、模様の部分が白く残ります。
この技法で染められる小紋が、江戸小紋。
武士の裃(かみしも)として、また将軍や大名は各自専用の模様を定め、
それを留柄(他者が使うことを禁じた模様)としておりました。
やがて元禄時代には多様な文様が町人層に広がり、洒落着としても用いられるようになりました。
江戸小紋の紋様は、数千種あると言われております。
また型紙の長さは45cmほどですから、一反の着尺(約12m)を染めるには
何十回も型紙を送って染めなければなりません。
極型の江戸小紋を一分の狂いもなく送って糊付けするには、
これもまた熟練した技術が必要です。
シンプルなお柄のお品ではごまかしが効かず、
寸分の狂いも許されない高い技術が用いられます。
確かな技を持った匠が時間をかけて生み出した作品です。
【 東京友禅について 】
東京で製作される友禅染。
徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名の
お抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、
各種技術・技法が伝承され発展したとされる。
京都の京友禅、金沢の加賀友禅と並んで
三大友禅の一つ。
江戸友禅とも呼ばれ、江戸時代の町人文化の粋や
侘びの影響が色濃く影響しており、雅な模様を
華やかな色づかいで表現する京友禅に比べて、
藍、茶、白などの渋くあっさりとした色彩が特徴。
制作工程は京友禅のように分業化されておらず、
1人の友禅師が構図、下絵、糸目置き、色挿しを行う。
絹100%
長さ12.3m 内巾36cm(裄丈68cmまで)
白生地には、特選丹後ちりめん地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、観劇・芸術鑑賞、お食事、和のお稽古、旅行、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
この商品を見た人はこんな商品も見ています