商品番号:1491490
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
趣味性高い小紋の中でも、本当にコダワリの逸品を。
なかなかお見かけすることのない、本カチン、手摺りの最高級小紋着尺です。
御高齢の職人さんが、ひとつひとつ丁寧に染め上げた年間数反の美技を…
ぜひお手元でご堪能いただきたく存じます。
手間をおしまず、作り上げられた本物の、親子三代でお召しいただける最高級の作品ですので、末長く大切にしていただける方にお届けいたします。
最高の意匠センス、職人さんの芸術的染上げ、極上生地、全てにおいて、
どのような場所に出ていただいても見劣りしない素晴らしい風格を感じさせてくれます。
大胆でありながら繊細な気品を感じさせ、心楽しく装っていただける本当に素敵なお着物です。
生地代、加工代が上がってしまった現在では、今が最安値です!
現品かぎり、お目にとまりましたら是非どうぞ!!
【 色柄 】
昔ながらの長板友禅で染め上げられた、本格的なお着物です。
さらりとしてしなやかな凸凹の絹布は、五島列島の国産縮緬を使用。
最高級生地を、本カチン摺りにて数十枚以上の型紙を用い、摺りで染め上げました。
白地に瑞々しく映える青色の濃淡を基調に、
異国情緒あふれる更紗模様が一面に描かれております。
色数の濃淡の分だけの何十枚もの型紙が置かれる摺り友禅。
色数が多くなればなるほど、手間隙がかかって参ります。
これだけの奥行きを生み出す彩色…想像も出来かねます。
【 京の一流染匠、「一富司」について 】
上等なお品ばかりを取り扱われ、図案からこだわる一流の染匠さんです。
ひとつひとつに丁寧なものづくり、伝統京友禅の美技を…
実は…単純な意匠ほど、きわめて難しく、
熟練の手仕事、腕の良い職人さんによって染められています。
【 摺り友禅について 】
本摺り友禅は、平安末期に始まった京友禅最古の技法と言われています。
刷毛で丁寧に丁寧にお色をつけていき…
力感や色の濃さは何度も重ねて塗ることによって生まれます。
カチン染は意匠の輪郭線を型糸目で際立たせる技法。
カチン墨を刷毛で生地に摺り込んで輪郭線を染め、
そこから何枚もの型紙を使って柄色の摺り染めをしていきます。
作品によってはここから糊伏せをして地染めをするため大変な手間がかかります。
型紙を約13mに渡って繰り返し染めていくため
非常に時間がかかりますが、この時には均一な力加減で色を刷り込む必要があります。
型紙の枚数は多いものでは数十枚もの使用するため、
熟練の職人さんでしかできない希少で贅沢なお品となります。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約12.3m 内巾36cm(裄丈68cmまで)
白生地には、五島列島最高級布の国産三越ちりめんを使用しております。
※防縮加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 街着、お食事会、観劇、コンサート、行楽など。
◆あわせる帯 名古屋帯、洒落ものの袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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