商品番号:1524075
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
博多織の名門処の中でも、
こつこつと真の良き洒落帯をつくられております、
「大倉織物」誠之輔ブランド。
その極められた織り。
博多帯ならではのしっかりとした織り口を感じさせる
その独自の世界観を、存分にご堪能ください。
【お色柄】
深い暗黒色の地。
埋め尽くすような繊細な描きあげたようなタッチの
草原にいるホタルの意匠があらわされました。
もう一面には花兎と花菱の意匠を織り上げました。
博多織には「裏地屋さん」がございませんので、
西陣の裏物をつけられる帯が多いのですが
本品は表地とおなじく紹巴織にて花兎と唐花草の意匠が織り出されました。
キュッキュッと響く博多帯独特の絹なりの音と締め心地の良さ。
伝統の織り技に、現代的な感覚を取り入れたおすすめのひと品です。
セミフォーマルからおしゃれ着のドレスアップまで
巾広くお召しいただけます。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
どうぞお見逃しなきようお願いいたします!
【紹巴織について】
絹の心地を感じさせる、しなやかな織りくち…
紹巴織(しょうはおり)の技法を用いて織り上げられております。
地の縦糸とは別に柄を表す縦糸、いわゆる「二重縦」で生み出す緻密な表現は、 なめらかな織地にふくよかに浮かび上がり、 そのコシの強さは時を経ても美しい風合いを保ち続けることができます。
【 博多織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1976年6月14日指定)
鎌倉時代、中国(南宋)へ渡った商人の
満田弥三右衛門が考案し、その子孫が改良工夫して
博多に広めたとされる。
博多織による帯を筑前黒田藩の初代藩主・黒田長政が
江戸時代に幕府に献上したことで広く認知された。
これによりその図柄には献上柄と名がついた。
現在の博多織の献上柄には厄除け、子孫繁栄、
家内安全の願いが込められている。
1本の帯を作るのに7000~15000本もの経糸を使うため
柔らかくてコシのある地風である。
糸の密度が高いので締める時にキュッキュッという
「絹鳴り」と呼ばれる独特の音色がする。
絹:100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
大倉織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:かがり縫い
全通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋 など
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