商品番号:1523964
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
茶人作家より出でし、茶席に間違いのないお品。
ご存知であればお着物通であることがはっきりと伝わります。
染織作家【 藤本最慶 】氏が
鮮やかに和の心を映し込めた世界。
【 茶人染匠あめや藤本 】の一枚でございます。
弊社でのご紹介も限られており過去に50回もないほど。
新品のお品ともなりますと10回もございません。
美意延年(びいえんねん)
…心をなごませたのしませて寿命をのばすこと
この精神に基づいて身に纏うものへのこれからの幸福を願い、
ゆったりとお楽しみいただける時間を提供する染匠でございます。
一つ一つがしっとりと大人女性の品格を映す清華なデザイン。
お茶を愛するが故にお茶を嗜むすべての女性のために。
考え抜かれた作家の技をお楽しみください。
これまでとは違う、茶席の為に洗練されたお召し物を。
この機会をどうかお見逃しの無いようにお願い致します。
【 お色柄 】
茶席では長時間背の正座や、
にじり歩きをすることが多々あると聞きます。
その為シワになりなくく、復元性の高い生地である、
国産の丹後ちりめん紋意匠地を用いました。
しっとりと肌に触れ合う絹の心地よさ。
白を基調に染め成して紗綾型に華文を合わせた地紋が
光の角度によって銀のようにも映る特選生地でございます。
意匠には不思議な感覚で暈し染めを施された石文を表し、
地色と淡い色彩の掛け算が
落ち着きのある麗しさを表現してくれました。
お茶の席を楽しまれる方へ、
確実に間違いのない趣深い淑やかさを。
【 藤本最慶について 】
昭和24年 愛媛県新居浜市出身
昭和43年 立命館大学経済学部入学
昭和47年 同卒業後、株式会社に志山染匠入社
昭和58年 独立
昭和62年 京都市中京区壬生に工房開設
平成03年 京都市伏見区に茶道教室を開設
平成06年 高野山真言宗にて得度、覚正院最慶の戒名を頂く
平成07年 京都にて個展開催
平成08年 東京にて個展開催
平成09年 1年間にわたり茶道誌『淡交』に月々の作品を発表
平成12年 この年より京都にて年3回の個展を開催
平成13年 京都染織美術協会会員
平成15年 京都工染匠協同組合会員
平成16年 京都市下京区西洞院高辻に茶室「不答庵」を開設
平成22年 還暦を迎えて、大般若経600巻の写経を始める
平成23年 京都府より古美術商の認可を受ける
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ14.25m 内巾37cm(最大裄丈70cm)
白生地には丹後ちりめん紋意匠地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、お食事会、カジュアルパーティー、趣味のお集まりなど
◆合わせる帯 袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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