商品番号:1523948
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
印象的な帯姿が奏でる、独特の存在感。
西陣、おおばによる特選九寸のご紹介です。
リユース市場においても
なかなか出回ることの少ないお品でございます。
お目にとまりましたらお見逃しなくお願い致します!
【 お色柄 】
しなやかながら打ち込みしっかりとした帯地。
葵色を基調としたふんわりと絹の光沢が浮かぶ帯地に、
華唐草の意匠をバランスよく緻密に織り表しました。
配色の美が感じられるひと品。
眼前に迫って感じられるお色の奥行き感もご覧いただきたく思います。
ハイセンスに品格を添えて、しっかりとした織の技術が感じられる仕上がり。
こまやかな「間」への配慮。
人を惹きつけるふかみある華やぎ。
さりげないようで素敵な個性美をかもしだす
その魅力をぜひご堪能下さいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 おおばについて 】
大庭圭价氏と左由夫氏が素材から吟味しての織物製作、
リスクを畏れない斬新な意匠考案など、全ての行程に
目が行き届く贅沢な帯作りをめざして興した新しい織屋
【 大庭圭价 】略歴
西陣織工業組合副部会長職、西陣手織協会などの
理事職を歴任。
西陣織の振興、広報活動などに注力、
西陣夢まつりなどのイベントを企画、立案を行ってきた。
1967年 大庭清三郎より大庭機業店を承継。
1968年 当時京都随一と呼ばれた図案家・若松華瑶と共同制作、
振袖用高級袋帯を手掛け、その市場を同業数社で寡占。
1972年 (株)白綾苑大庭を設立。代表取締役社長に就任。
2007年の退職まで大庭の帯の制作を指揮、
(株)白綾苑大庭を高級帯地織屋に育て上げる。
帯地に使用されることがなかった壁糸を初めて使用した
袋帯(つづら錦)を発表。大ヒット商品となり
今までロングセラーとして売れ続けている。
1990年 皇室はじめ内外の有名人のご愛用を受け、
即位礼正殿の儀(即位の礼)に用いられる
「萬歳旛(ばんざいばん)」の制作を賜る。
2000年 代表取締役会長に就任
【 大庭左由夫 】略歴
1996年 同志社大学卒業後、米国ボストン大学に留学。
(株)白綾苑大庭に入社。
2001年 京都市伝統工芸育英資金受給者に認定。
2008年 圭价と共におおば設立。
2010年 京都市の東京ガールズコレクション出展事業の公募入選。
西陣帯地製造業者として出展8事業者の中で唯一選ばれる。
2012年 京都伝統産業青年会展にて京都府知事賞 受賞
2015年 西陣織大会にて京都市長賞 受賞
2020年 大庭創業の地に新社屋・ギャラリー増設
西陣織大会にて京都市長賞 受賞
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約3.55m
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、街歩き、お出かけなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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