商品番号:1523838
(税込)
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
繊細なぼかし染めによる穏やかな彩りと、
さり気ない金彩加工による上質が感じられる付下げに
今はなき…京の名門【高尾工芸】による
シンプルな柄を込めたお仕立て上がり全通袋帯を合わせて。
フォーマルシーンにお薦め!
スッキリとした淡色の着物と帯を組み合わせた
コーディネートセットのご紹介です!
セットならではのお値打ち価格でお届け致しますので
どうぞお見逃しなく!
【色・柄】
(着物)
白生地には、一面に花兎の模様を込めた紋意匠地を用いました。
発色も美しく、絹本来の光沢を感じさせてくれる印象です。
地色は穏やかな薄卵色を基調として、
ほんのりとした梅鼠色のぼかし染めを施して…
一部に金彩加工を加えて花兎の地紋を飾り、
決して単調にならない面持ちに仕上げたセンスはさすがの一言です。
穏やかな趣味性を感じさせる印象で仕上がった一枚です。
(帯)
全体に銀糸を織り交ぜた艷やかな帯地は、
サラリと軽い風合い。
地色は白から白藤色のぼかし段を浮かべ、
お柄には金糸を込めて「四つ菱」文様を織り成しました。
全体に光沢を感じる面持ちで、
フォーマルシーンに幅広く結んで頂けます。
【商品の状態】
(着物・帯ともに)
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【高尾工芸について】
京都西陣織織元・高尾源之助の三男として生まれ、
かの桝屋高尾の高尾弘を兄にもつ、染織界の
サラブレッド高尾健三が主宰の京の超一流染匠。
健三が2014年5月末に急逝した後は新たな創作品はない。
【 略歴 】
1946年 京都、西陣織織元高尾源之助の三男として生まれる。
伯父 故 高尾菊次郎(織悦)
兄 高尾弘 枡屋高尾
1965年 千艸屋 故・森三郎氏に師事
1977年 独立 右京区に工房を設ける
1982年 第1回個展
1985年 第2回個展
1990年 白雲会創設
1991年 第1回白雲展
以降定期的に開催
皇室関係の作品をたびたび手がけ、日本伝統染色工芸保存協会正会員
京都染色美術協会正会員、京都工芸染匠会員
紫雲会同人
2014年5月没 享年68歳
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
【着物】
表裏:絹100% (お誂え・お仕立ては手縫いです)
「覗き片喰」の変り紋(染め抜き一つ紋)が入っております。
ガード加工済
【帯】
絹100%・金属糸風繊維除く
長さ約4.4m
柄付け:全通柄
耳の縫製:袋縫い
身丈(背より) | 151cm (適応身長156cm~146cm) (3尺9寸9分) |
---|---|
裄丈 | 66cm(1尺7寸4分) |
袖巾 | 33cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 袷の季節を通して(10月~翌5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 会食、観劇、コンサート、ホテルディナー、お付き添いなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています