商品番号:1523583
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【仕入れ担当 吉岡より】
艷やかな存在感ある面持ち…
伝統工芸士、青地常峰氏の技が光る螺鈿箔を用いた一条をご紹介いたします。
通好みの一品、是非この機会にお求め下さいませ。
【色・柄】
古代中国で培われた精細な螺鈿技法と、黄金の国日本で生まれ、
引き継がれてきた金彩加工の技術…
そんな、伝統の技を独自の形で表現する青地常峰氏の作品は、
他とは異なる風合いを持っております。
一面に多彩な箔糸を込めた引箔を施した黒を基調とした帯地。
意匠には、本うるし箔を用いた螺鈿と金彩を併用して
立体感のある「竹」の模様を表しました。
手前に、奥にと重なり合う竹の模様を
凹凸のある金彩加工で表現し、
帯地から浮かび上がるように仕上げた、工芸的な面持ちが特徴の一条です。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【螺鈿について】
螺鈿は蒔絵の装飾などに見られる貝細工で、古くシルクロードから中国を経て日本に伝来した技法です。
螺鈿細工は夜光貝や鮑の真珠質の部分を砥石で磨き、
一定の厚さに揃え、文様の形に切って漆塗面にはめこんだり、貼り付けたりする技法で光線の当たり具合によって、
貝の部分が青や白に美しく光るのを利用した加飾法です。
【青地常峰氏について】
1947年 京都西陣に生まれる。
1972年 西陣の特殊染(経糸のみの染色)に従事する。
1989年 本金の輝く黄金美の蒔絵に魅せられ、師事を仰ぐことなく独学で
過去にはなかった盛金螺鈿細工にこだわった創作帯の制作を始める。
1993年 数年に及ぶ数々の試行錯誤繰り返して、ようやく作品の完成にこぎつけ、
発表に至る。
1995年 新宿ギャラリーにて個展を開催、好評を得る。
2000年 祇園祭鉾町の金屏風を製作・展示。
絹100%
長さ約4.35m
耳の縫製:かがり縫い
お太鼓柄
関西仕立て
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、レセプション、芸術鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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