【読谷山花織】 特選手織り花織紬九寸名古屋帯 てぃ花 証紙付き ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「残波の華」 花織で描く、琉球の風土 穏やかな彩りの良柄!

商品番号:1523328

¥138,000

(税込)

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【 仕入れ担当 岡田より 】

素朴な風合いが魅力的な【 読谷村花織(ゆんたんざはなうい)】の
特選手織り九寸名古屋帯をご紹介いたします。

織り手の誠実で真面目な心が伝わってくるような、
華麗さや艶やかさといったものとは異質の、
独特の美しさが感じられるお品で、複雑な花綜絖から
生み出されるその織り味を、小紋や織のお着物との
コーディネートでお楽しみいただけることでしょう。


【 お色柄 】
おだやかなフシ感の落ち着いた白茶と朽葉の
細い横方向のラインを織りだした紬地をベースに、
茶系の濃淡に青、淡水、湊鼠(みなとねず:やや
青みの鼠色)、胡桃色などの彩りで、花織ならではの
幾何学的デザインを組み合わせた、装飾模様を
横段状に緻密に織りなしました。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたので着用跡やたたみジワはございますが
ご着用の際に気になるような汚れはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。



【 読谷山花織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
沖縄県指定無形文化財

沖縄県中頭郡読谷村で作られている織物
明治時代の中頃から時代の波に押され一時衰退、
沖縄戦争後は一度絶滅寸前まで追い込まれたが、
1964年に読谷村の情熱ある有志によって約90年ぶりに
復活を遂げた。

織り地に先染めされた糸で、細かな点と
線による幾何学模様が織りだされている。
素材は絹糸もしくは綿糸を用い、染料は琉球藍や
福木(ふくぎ)、蘇芳などが主流。
模様を表すのに花綜絖を用いる「経浮(たてうき)花織」
「緯浮(よこうき)花織」と「手(てぃ)花織」がある。
伝統的な読谷山花織は琉球藍で染められた紺地に
赤や黄、白色などで花模様が織りだされており、

文様のそれぞれに、
『ジンバナ(銭花):お金に困らないように』、
『カジマヤー(風車):長寿の願い』、
『オージバナ(扇花):子孫繁栄の願い』
の意味を持つ、3つの文様を基本とし、それらの文様を
少しずつ崩すことで、多種多様な模様が織り込まれる。
大変手間がかかるため、琉球王朝時代には王族と読谷村の
庶民のみしか着用が許されなかった貴重な織物である。

また、読谷山ミンサーは「グーシ花織」とも呼ばれ、
綿糸を用いた細帯で、模様を表すのに紋棒又は花綜絖を
用いて織りあげられる。

岡田 和也

バイヤー
岡田 和也

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日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.72m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄

【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
沖縄県織物検査済之証
沖縄県伝統工芸品之証
読谷山花織事業協同組合の証紙
製織:大城冨美子
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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