商品番号:1558109
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
沖縄の陽光と風、そして豊かな自然の色を織り込むように…
熟練の織子が手織りで花織特有の立体感を表現し、
現代の暮らしにそっと溶け込む品格を纏わせたひと品。
読谷山花織、抜群の良色を仕入れて参りました。
こちらは身長の高い方にも安心のトールサイズ仕様で、
体格に合わせた美しい着姿を叶えてくれます。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
そっと包み込むような、温もり溢れる地風。
鼠色をベースに、藍みを含んだ縞と、精緻な花織文様が整然と並ぶ凛とした佇まい。
市松格子の中に咲く花織模様が、古典を踏まえつつもモダンな表情を醸し出し、
透明感と静けさを感じさせます。
特別な日だけでなく、日々の中にも気負わず寄り添って…
沖縄のぬくもりを纏うような着こなしをお楽しみいただけます
現代の生活空間にも自然に映えるデザインと、確かな織の味わい、
伝統の延長線上にある日常の贅沢を、ぜひご体感ください。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 読谷山花織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
沖縄県指定無形文化財
沖縄県中頭郡読谷村で作られている織物
明治時代の中頃から時代の波に押され一時衰退、
沖縄戦争後は一度絶滅寸前まで追い込まれたが、
1964年に読谷村の情熱ある有志によって約90年ぶりに
復活を遂げた。
織り地に先染めされた糸で、細かな点と
線による幾何学模様が織りだされている。
素材は絹糸もしくは綿糸を用い、染料は琉球藍や
福木(ふくぎ)、蘇芳などが主流。
模様を表すのに花綜絖を用いる「経浮(たてうき)花織」
「緯浮(よこうき)花織」と「手(てぃ)花織」がある。
伝統的な読谷山花織は琉球藍で染められた紺地に
赤や黄、白色などで花模様が織りだされており、
文様のそれぞれに、
『ジンバナ(銭花):お金に困らないように』、
『カジマヤー(風車):長寿の願い』、
『オージバナ(扇花):子孫繁栄の願い』
の意味を持つ、3つの文様を基本とし、それらの文様を
少しずつ崩すことで、多種多様な模様が織り込まれる。
大変手間がかかるため、琉球王朝時代には王族と読谷村の
庶民のみしか着用が許されなかった貴重な織物である。
また、読谷山ミンサーは「グーシ花織」とも呼ばれ、
綿糸を用いた細帯で、模様を表すのに紋棒又は花綜絖を
用いて織りあげられる。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆八掛の色:灰青色
※ガード加工済み
身丈(背より) | 171cm (適応身長176cm~166cm) (4尺5寸1分) |
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裄丈 | 72cm(1尺9寸0分) |
袖巾 | 35.5cm(0尺9寸4分) |
袖丈 | 53cm(1尺4寸0分) |
前巾 | 26cm(6寸9分) |
後巾 | 31.5cm(8寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。