商品番号:1522191
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
「美しいキモノ」掲載などでおなじみの
最高級ブランド【 長嶋成織物 】。
ながしま帯と言われることも多く
お着物ファンの方で知らない方はいらっしゃらない程。
この度は他のメーカーさんでも中々お目にすることのない
可憐な風情に溶け込ませた九寸名古屋帯をご紹介致します。
名古屋帯ではかつてないほどの精緻な製織技法、素晴らしい意匠美。
もちろんのこと、袋帯で培われたながしま帯の真髄があってこそのもの。
なかなかない特選品ですので、自信をもっておすすめいたします。
色無地、付下げ、小紋などにお締めいただけます。
確かな織り味を、ぜひお手元でご照覧くださいませ。
【 お色柄 】
ゆらゆらと、白いきらめきの中に、ぱっと彩りを放つ花々…。
細やかな光を放つ白金の地に明るい彩りで細やかに
愛らしくあしらわれた菊・桔梗・梅・桜など折々の花々が咲き誇りまして。
銀に輝く立涌の合い間合い間にふわりと浮び上がります。
そのラインの女性らしさ、朱・黄・藤・桃・水・黄緑などの可憐な色彩…。
さすが名門と呼べる、卓抜したデザインセンスをご覧いただきたく思います。
【 長嶋成織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.114
1948年(昭和23年)創業
「ながしま帯」のブランドを有する京都・西陣屈指の
高級帯を製織する織元。
戦前より袱紗制作を生業としていたが、
1948年に長嶋成介が帯地製造を開始。
1975年に看板品とも言える、蒔絵技法の瀞金を
モチーフにした瀞金錦を開発。
瀞金箔、瀞本金箔、瀞銀、瀞銀錦、泥銀などの
商標登録および、織物の織幅調整方法の
特許を得ている。
精緻な織柄や繊細な色合いを出すため、
工房には2万5千色以上もの糸を保有しており、
イメージに合う糸がなければ新しい糸を追加する
徹底したものづくりの姿勢をつらぬいている。
【 沿革 】
1948年 創業 長嶋成介により帯地製造
1965年 帯地に於ける900ジャガード導入の先駆をなす
1966年 若松華瑶を旗頭とする願原荘の文様を手がける
1967年 重厚華麗な能衣、桃山調の製織に力を注ぐ
1975年 漆芸における蒔絵の技法より「瀞金」(どろきん)を開発
1976年 引箔に「瀞金箔」をもちいる
1984年 「瀞金箔」「瀞本金箔」が商標登録される
1985年 「瀞金」「泥金」が商標登録される
1986年 「瀞金錦」「瀞銀箔」「瀞本銀箔」が商標登録される
1987年 「瀞銀」「瀞銀錦」「泥銀」「天目箔」が商標登録される
1988年 「本金錦」が商標登録される
1989年 織物の織幅調整方法及びその装置と扇骨状筬で特許取得
1990年 「日本の名品」シリーズに着手
1994年 「ながしま帯」「長嶋成織物」が商標登録される
1995年 多丁杼力織機による縫取紋様における
色糸使用量の測定方法で特許取得
1996年 きもの事業部を発足し「瀞金友禅」「ながしま友禅」を開発
1997年 「翔鳳錦」が商標登録される
絹100% 金銀糸のぞく 長さ3.6m(お仕立て上がり時)
西陣証紙№114 長嶋成織物謹製
柄付け:六通柄
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事、観劇、お茶席、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋
★名古屋仕立て(税込9,350円※綿芯「松」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。
★開き仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。
★松葉仕立て(税込12,650円※綿芯「松」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。
※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。
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