商品番号:1521266
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
典雅な輝きに魅了される逸品を仕入れて参りました。
引箔のハイクラス品がお値打ちに入荷しました。
上質な袋帯、どうぞ素敵にご活用くださいませ!
【お色柄】
大変しなやかな帯地。
金糸の織り込まれたシックな黒の帯地には、
牡丹唐草や蜀江、宝相華を込めた絵巻の意匠を織りなして…。
存在感溢れるその美匠はパーティーシーンなどにも良く映えることでしょう。
しなやかな織り上げですので締めよく素敵な後姿を演出いたします。
訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートで、
素晴らしい名品をご堪能くださいませ。
受け継いでいっていただくひと品として、自信をもっておすすめ致します。
どうぞこの機会をお見逃しなく!
【引箔について】
「引箔」は、三椏(みつまた)や楮(こうぞ)で作った和紙に目止めをし、
その上に金箔、銀箔、プラチナ箔、真珠、らでん、漆など
大変高価な素材を使ってさまざまな柄を作ったものです。
その薄い金銀箔を張った無地のものや、漆に顔料を混ぜて多彩な色を出したもの
それらを組み合わせて模様を表したものを極細に裁断し、それを一本一本丁寧に
織り込んでゆきます。
和紙に片面だけ色柄を付けたものなので、裏返ると土台の紙が見えてしまう
大変難しい作業。したがって「引箔」を織り込む場合は一度「機」を止めて
ヘラで一本一本引き揃えるように織り込まなければなりません。
だからこそ、熟練の腕が必要になってまいります。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約4.3m(お仕立て上がり時)
六通柄
耳の縫製 袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 30代~
◆着用シーン 式典、パーティー、観劇、お茶会、ご挨拶回りなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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