商品番号:1520926
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
この意匠、このデザイン。
さりげなくも印象に残る素敵な袋帯。
京都は衣笠の奥、大北山で
織られてる小機屋 工房たなかさんからの1点です。。
裏表つぎめなく筒状に織り上げる本袋のみを
追求されるこだわりの機屋さんです。
もちろんそのお品は、室町でもご紹介の機会が少なく、
なかなか入荷できません。
お洒落袋帯の中では、確実に、最高級のお品と言えましょう。
その独自の創作性、豊かな織あじ…
お手にとって頂きますと、匠のこだわりとこころが伝わって参ります。
滅多にご紹介は叶いませんのでどうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
清雅な白色の地に
燻したような引箔と
鮮やかな藤色の色彩で織りなされた意匠美。
異国情緒溢れるリヨン紋が表現されました。
高貴なエレガンスにつつまれる素敵な袋帯。
【 本袋について 】
表地と裏地を同時に、輪のように織り上げる帯のことでございます。
基本的に、表の地組織と裏の地組織は同じ様にいたします。
なぜなら、表裏の織巾が合わなければ帯にならず、縫い袋のように、
表裏別々に織って後で縫い合わせるわけにはいかないからです。
表裏同時に、輪のように織り上げる本袋帯。
織り場では、織りあげつつあるお柄を見ることができません。
したがって織人の熟練した技術が必要とされますし、大変難しい織物です。
縫い袋を織る職人さんは現在でもまだまだ居られますが、
本袋を織りこなす職人さんは、かなり限られてきております。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、すぐにお分かりになることでしょう。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。
また、お太鼓結びに締めていただくと、
耳付きが薄いので、前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
また縫い袋帯ですと、よく締めていただくと表・裏の縫い目から破れる心配が
ありますが、本袋帯ですと、一本の糸が輪に織られていますので、
破れる心配がございません。
絹:100% 指定外繊維糸以外
長さ:約4.4m(御仕立て上がり時)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、付添 芸術鑑賞、観劇、お食事、趣味のお集まり
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地 御召
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