商品番号:1520638
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
ふうわり、かろやか…この風合い。
織のお着物ファンにおすすめの、使い勝手のよい
本場結城紬地を道中着にお誂えされた特選品のご紹介です。
羽織もののお洒落に活躍してくれる、ちょっとこだわったお品。
コートの類はお仕立て上がり品がほとんどございません。
一からお誂えいただきますと、どうしても裏物代、
お仕立て代がかさみますので、すぐに必要で、
お探しの方におすすめでございます。
【 お色柄 】
本結城の代名詞ともいうべき、柔らかい地風の
濃い茄子紺色の真綿地に、淡水色の経緯絣にて
変わり亀甲のお柄が一面に織り上げられております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【Web限定販売品について】
Web限定のお値打ち価格にてご紹介いたします。
※本品はWeb限定販売品のため、実店舗・展示会への
お取り寄せは出来かねます。予めご了承下さいませ。
※本品はご注文をいただいてから、お取り寄せいたします。
お届けまでに1週間程度お時間を頂戴いたします。
その点ご了承くださいませ。
※ゴールデンウィーク・祇園祭・お盆・年末年始の
長期休暇にかかります場合は、通常納期にその期間を
加えてご注文いただきますようお願いいたします。
【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)
茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物
茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。
平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。
戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。
元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。
【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
保持団体の認定に変更
171名で本場結城紬技術保持会設立
同会が重要無形文化財「結城紬」の
保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
結城紬伝統工芸士認
(この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※道中着仕立て
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
【 付属証紙 】
本場結城紬技術保存会・重要無形文化財指定の証紙(旧証紙)
本場結城紬卸商協同組合・重要無形文化財指定の証紙
本場結城紬卸商協同組合の商標
道中着丈 | 97cm(2尺5寸6分) |
---|---|
裄丈 | 68.5cm(1尺8寸1分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 26.5cm(7寸0分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月から翌3月の羽織、コートの時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン おでかけの際の防寒用、お洒落な羽織ものとして
◆あわせる着物 小紋、織のお着物 などに
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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