商品番号:1519805
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
なんとも深い味わいのお色柄…
帯匠・誉田屋(山口)源兵衛さんより仕入れてまいりました!
経錦の技法で織りなされた工芸両面袋帯でございます。
通常出回っているものではございませんし、
通の方でしたらよくご存知のことと思いますが、
誉田屋源兵衛さんの経錦は、ご存知の方も多いでしょう。
古代裂からの研究の末、現代に甦らせた織物として、
お着物好きの方で知らない人はいないほど、あまりにも有名です。
正倉院裂の時代の経錦を復元させながらも、
過去の経錦では成しえなかった、
織幅いっぱいまで自由な文様が描けるように発達させました。
また、緯錦(通常の織物で用いられる緯方向に糸の層を成す織技法)を加えることで、
経錦・緯錦のみでは実現しえない絶妙な色彩表現を可能にし、新しい織物として完成いたしました。
なかなか仕入ることが困難なものです。
どうぞこの機会をお見逃しなきようお願いいたします!
【色・柄】
キュッとしなやかな経錦地は、
シックな黒を基調として、深いエンジ色や紫色に
艷やかな金糸も加えて「正倉院鳳凰華文」が込められました。
箔使いも実に細やかに、そして上品に…
誉田屋の洗練されたデザインセンスが、
しっとりと感じられる一本に仕上がっております。
流行に左右されず、どんなお色にも合いやすい
重宝する帯をお探しの方にお届けいたします。
また、耳の部分を裏地側まで折り返して縫い合わせる
「額縁仕立て」になっておりますので、本袋帯と同様に耳が薄く
横から見た時のお太鼓もキレイに仕上がります。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m
耳の縫製:額縁仕立て
お柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、高級レストランでのお食事、音楽鑑賞、観劇など
◆合わせるお着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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