商品番号:1518369
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
モダンな意匠と優しいお色使い…
名門『勝山織物』の殊勝な感性によって織り上げられた見事な趣味帯。
細やかな仕事が創り出す軽く温もりある風合いは
やはり勝山ならではのもの。
ひと目で勝山さんとわかる意匠が織り出された一条は
ファン必見でございます。
どうぞお見逃し無くお願いいたします。
【 お色柄 】
しっとりとしてしなやか、ギュッと締め付けられるわけではないのに
長時間着ていてもズレが生じてこない、体に合わせて帯が添ってくれるような
締め心地の良さを決める斜め方向への伸縮性は、
丁寧に創作された勝山帯でしか味わうことのできないもの。
しなやかな生地風からは想像もできないほど、しっかりとした織味は、
何度締められても丈夫で、何度も確かめていただきたい自信の仕上がりです。
ほんのりと大人可愛い灰桜色の地に「モール献上紋」と題された
異国情緒溢れるお柄を織り表した全体的にすっきりとした一条。
また、ぬれぬきは絹糸を湿らせ柔らかくして織り込んでおり
経糸とのなじみが良くなり緯糸の密度を増し、美しい光沢と地風が生まれます。
そうして乾くと同時に、経糸に横糸が密接に結びつき、
強固な地風となり絹糸のしなやかさも増すことで、生まれる結び心地は
玄人さんにはもちろんのこと、お着物初心者の方にもお喜びいただける一品。
まさに、本物のおしゃれを感じて頂ける作品ですので、
おしゃれきものファンの皆様に、自信をもっておすすめいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 勝山織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.93
1891年(明治24年)創業
初代勝山又吉氏が、呉服商を始めたのが発祥。
二代目より、家内工業的に帯を作り始め、
三代目の実夫氏が家業を継ぎ、勝山機業店となる。
四代目の勝山嘉夫氏がその意志を引き継ぎ、
周山に工房を設立。
「手機で帯を織る」という、自らが職人だった
先代の頃と同じやり方のモノ作りを開始。
現在五代目勝山健史氏が今も当時とかわることない
モノ作りの姿勢を貫いている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約3.7m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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