【 仕入れ担当 中村より 】
草木の色を映し、蚕のつむいだいのちの糸に、人のこころが加わって…
信州・伊那谷で織り上げられる伊那紬。
手織機のみを数十台所有されている伊那紬随一の工房、
信州伊那谷、長野県駒ヶ根市にある「久保田織染」さんによる
特選九寸帯をご紹介致します。
サラリとした風合いに、草木の美しい色使い…
その上から染め加工を施した贅沢なお品です。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
素材感から漂う温かみを感じさせる紬地。
格子模様が織りなされた帯地は
白を基調にして、お太鼓には縅毛模様を表現しました。
お色柄ともにシンプルで、お着物との調和も取りやすく、
ですが、しっかりと独自の世界観も演出。
他には無い、あなた色の和姿をお楽しみいただけることでしょう。
【 商品の状態 】
未着用の新古品として仕入れてまいりましたので美品でございます。
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 伊那紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
※信州紬(上田紬・飯田紬・松本紬など
県内の様々な紬を一括しての指定)
『飯田紬(いいだつむぎ)』や『上田紬』とならぶ
長野県で生産されている信州紬の1つ。
2匹の蚕が一緒に作る玉繭(たままゆ)の糸、
絹糸腺(けんしせん・絹糸の元となる液状絹を
生成、分泌する器官)を酸で溶かした
天蚕糸(てぐすいと)という白色透明の糸、
繭を煮込んで手で引き延ばした真綿などを使用。
自然の染料で染めた、草木染めの色が美しい
糸を高機(たかはた)を使って手織する。
1970年代には県内に120軒ほどの伊那紬の
生産工房があったが、現在は1910年創業の
久保田織染工業が唯一の製造元である。
絹100%
長さ約3.7m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 小紋、織の着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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