【シルバーウィークSALE】【160山亀甲細工・飛 本場結城紬・地機】 特選手紡ぎ手織り真綿紬 ≪単衣仕立て・中古美品≫ 「華文」 これぞ至高の本結城。目利きで破格 身丈159 裄64.5

通常価格 ¥598,000
¥349,800
特別価格
42%OFF
  • ポイント:10,494pt(3%)
  • 発送日: 通常(4日~6日後)通常(4日~6日後)
  • 無料配送
  • 11/8 10時00分まで販売
  • 商品番号1515347
中村 浩二

バイヤー
中村 浩二

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
090-7493-2255

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

商品番号1515347
に関するお問い合わせ

0120-188-008

平日・土日祝 10〜18時



【 仕入れ担当 中村より 】
重要無形文化財指定技術使用、【 地機(じばた) 】にて
織り上げられた本場結城紬をご紹介いたします。

しかも本品は大変な技術が必要となる120山亀甲の…
更に上をゆく【 160山亀甲細工 】によるお品。
お手元に届きましたら、まずはその重さをご確認くださいませ。
単衣仕立てのため裏物の重さの影響が少なく、
本結城本来の軽さを感じていただけます。

一幅に織り出す亀甲絣や蚊絣の数を『 ○山亀甲 』と
一般的に呼びますが、良くお見かけする80山亀甲の絣糸を
染めることさえも実は容易なことではなく、次ぐ100山亀甲、
さらに今回ご紹介の本品のような160山亀甲ともなりますと、
亀甲細工の大きさも本当に小さく、糸も必然的に細くなって
参りますので、糸を紡ぐ際にも、また絣を括る際にも
並々ならぬ集中と手間ひまがかかります。

細やかな絣をしっかりとあわせて織り上げる技術はもとより、
160山の絣表現を可能にする糸づくりも至難の技。

高齢化の波を受け、糸を紡げる職人が激減し、今では
亀甲が細かくなればなるほど織り上げ数は反比例して
数が少なく、ご紹介も中々かないません。

工芸品クラス、コレクター、結城紬ファンに
ぜひともご覧いただきたいお品でございます。


【 お色柄 】
ふうわりと軽い地風の
芥子色の真綿紬地に、ごくごく繊細な160山の
亀甲絣にて、華文が飛び柄で織りだされております。


【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。


【 地機(居坐機:いざりばた)について 】
結城紬に使用する地機は、織る人が織機の一部となる
最古の織機。たて糸を人の腰に固定して糸の張り具合を
調整するため、無理な張力をかけることなく、糸に優しく
手つむぎ糸を織るのに最適のしくみである。
よこ糸を織る時は、両足を伸ばし腰をつってたて糸を張り、
大きな刀杼で打ち込む。

小手先ではなく、全身を使っての製織となるため
製織する職人への負担が大きい。


【 本場結城紬について 】
1953年(昭和28年)平織と縮織が茨城県無形文化財に指定
1956年(昭和31年)国の重要無形文化財として総合指定
2010年 ユネスコ無形文化遺産への登録認定

国が重要無形文化財として総合指定した技術は、
以下の3つの工程が指定の要件である。
糸つむぎ:使用する糸は全て真綿より
手つむぎしたものとし強撚糸を使用しないこと
絣くびり:絣模様を付ける場合は手くびりによること
織り:地機(じばた)で織ること
の三つ
以上の3要件のすべてを満たさない場合は重要無形文化財とは
みなされないが、「本場結城紬」であることには相違ない。
(「本場結城紬」は元々は高機で織られたものにも適用される
商標である)。


【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)

茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物

茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。

平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。

戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。

元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。

本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。

【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
    同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
    財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
    『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
    結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
    保持団体の認定に変更
    171名で本場結城紬技術保持会設立
    同会が重要無形文化財「結城紬」の
    保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
    結城紬伝統工芸士認
   (この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
    満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
    不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
    改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
    「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始

素材・サイズ・TPO

- 素材

表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆居敷当てなし・背伏せあり

【 付属証紙 】
本場結城紬技術保存会・重要無形文化財指定の証紙(旧証紙)
本場結城紬卸商協同組合・重要無形文化財指定の証紙

※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- サイズ

身丈(背より)159cm (適応身長164cm~154cm)
(4尺2寸0分)
裄丈64.5cm(1尺7寸0分)
袖巾32cm(0尺8寸4分)
袖丈49cm(1尺2寸9分)
前巾24cm(6寸3分)
後巾30.5cm(8寸1分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34cm(9寸0分) 
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 9月~10月前半、5月~6月前半の単衣頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

お買い物ガイド
(配送、返品、保証など)
よくあるご質問

商品番号1515347
に関するお問い合わせ

0120-188-008

平日・土日祝 10〜18時

最近チェックした商品もっと見る(0点)もっと見る

紬 新古品・中古品の人気ランキングもっと見るもっと見る(1562点)もっと見る

通常価格 ¥598,000
-42%
¥ 349,800
カートに入れる