商品番号:1513892
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
織へのひたむきな思い、あくなき探究心。
脈々と続いてきた伝統という『経糸』に
新しく生まれてくる技術や感性を『緯糸』に織り込んで、
次の時代に伝承していきたい…
そんな帯創りに一生をかけていきたい。
西陣の逸品もん屋さん、『泰生織物』より夏の逸品をご紹介致します。
この良さがお写真でどこまでお伝えできますか…
どうぞ、じっくりとご覧頂けましたらと思います。
一流があやなす織りの世界を…
存分にご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
シャリッと軽やか、白色でややざっくりと織り上げられた絽地。
お柄にはあくまでもシンプルにすっきりとした白色と金の太箔のみで、
ゆうらり波打つ曲線が表されました。
糸の太細がみせる絶妙な味わいが、モダンながらも手織りならではの
ぬくもりを醸し出す、秀逸な仕上がりです。
当然のことながら、夏帯は透けております故に
通常の織り方だと、ぬき糸(横糸)の渡りが見えてしまいます。
その点手機の帯は、ぬき糸の渡りがございません。
よって機会織の物に比べ、お仕立て上がりが大変美しく完成されます。
季節を纏う喜びもまた、和装ならでは。
お色柄共にのシンプルな一条でございますので
コーディネートもお楽しみいただけることと存じます。
手織りならではの、心のこもった織り味…
夕日の光が反射し光る波のような意匠でございます。
大切にお届けいたします。
どうぞこの機会をお見逃しございませんようにお願いいたします。
【 泰生織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.8
1836年(天保7年)創業
1957年(昭和32年)設立
前身は明治期の西陣屈指の機屋・泰成織物。
1957年に「新たに生まれる」の意を込め
「泰生織物株式会社」を設立。
高級工芸帯地の織元として現在に至る。
織技術・締めやすさへの工夫にはじまり、
絹と箔をたくみに用いながら意匠力、
独自の配色など有形無形の技と品質に
こだわりを持って帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合 証紙No.8 泰生織物謹製
おすすめの帯芯:夏用綿芯
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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