商品番号:1513543
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
創業は嘉永5年(1852年)、江戸時代末期。
西陣の老舗、河瀬満から両面織のハイクラス品をご紹介致します。
その織味、構図、色彩…
センス溢れる一条を目利きのお値打ちにて仕入れて参りました。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
軽くしなやかに織り上げられた帯地。
紬糸のフシ感と箔糸の輝きが絶妙に溶け合い、
うつろう段霞の彩りが得も言われぬ美しさを醸し出します。
ベージュやグレーの穏やかな彩りを基調に、
お柄には霞模様を織りなして。
タレ先には唐花を配してすっきりとした仕上がりとなりました。
またもう片面は配色違いの霞模様を織りなし、
重宝の両面使いとなっております。
何とも幻想的な奥行を醸し出し素敵な表情に仕上がりました。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
六通柄
※ガード加工済み
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、お付き添い、芸術鑑賞、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています