商品番号:1513123
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
西陣の手織りであるということ。
それがここまで希少となった今日、
変わらず京の西陣の地にてひと品ひと品に心を込め、
しっかりと西陣手織之証を冠したお品物を創作し続ける小機屋さん。
弊社でもご紹介の機会が非常に少ない【野崎織匠】のお品を入荷いたしました!
艶やかに、これほどまでに美しい西陣手織りの逸品…
その秀逸な意匠をぜひ、ご堪能下さいませ。
この野崎さんでも、この手織り袋帯はもはや制作されておらず
今後のご紹介はお約束の出来ない掘り出し物です。
帯自身のもつ風格というのは、
決してたやすく真似できるものではございません。
意匠を考え、素材を吟味し、経糸を通し、
ひと杼、ひと杼を投げトントンと織り上げていく手織り帯。
【色・柄】
しなやかでしっかりとした打ち込みの帯地は、
細い糸を用いて織り上げたことが感じられる薄手の仕上がり。
地色はごく淡い白藍色を基調として、
一面に白銀の引箔を施して、全体に艷やかな印象。
意匠には「霞に葦」の模様を織り成しました。
艷やかな銀糸の霞の中から、伸びやかな葦が浮かび上がる
上品な面持ちです。
洗練された意匠は一切の無駄を感じさせず、
緻密に計算された意匠が色褪せることのない永久の美しさを感じさせるお品です。
ご年齢問わないお品。
格高い訪問着、付下げ、紋付色無地と合わせて
フォーマルの気品を感じさせる着姿をご堪能いただけることと存じます。
年々減産されてゆく西陣の手織り…
織りに生きた匠たちの心を受け継ぐ特選品を、
どうぞこの機会にご堪能くださいませ!
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ4.25m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.261 野崎織匠謹製
耳の縫製:かがり縫い ※おすすめ帯芯:綿芯
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式、追納、お付き添い、式典など。
◆あわせる着物 留袖、訪問着、紋付色無地
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