【老舗 やまだ織】 特選塩沢紬地八寸名古屋帯 ~壱百色乱絣~ ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 塩沢同様に素朴でしなやか。 単衣から袷に!長尺

商品番号:1512652

¥45,000

(税込)

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平日・土日祝 10〜18時

【 仕入れ担当 田渕より 】
塩沢紬の技術を用いて綾なされたひと品。
本塩沢の有名ブランド「やまだ織」より
全通八寸帯をご紹介致します。

塩沢紬の、その風合いは着物と同様に素朴で軽く、
単・袷を選ばず大変幅広くお締めいただけます。
まずはどうぞご覧くださいませ。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りました
締め跡がわずかにございますがおおむね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。

【 お色柄 】
織の風合いを感じる帯地はまろやかな青磁緑を基調として…
意匠にはまさに「壱百色乱絣」の名の通り、
100色に至るかのような彩りが織り込まれ、
溶け合うように美しく、また味わい豊かにあらわされてございます。

たくさん柄の入ったおきものをすっきりと。
また無地感覚のおきものと合わせてシンプルに。

色使いを抑えて縞を織り成しておりますので、様々なお色目のお着物と、
帯締め帯揚げのお色のコーディネートも存分に楽しんでいただける一条…
色無地、小紋、高級な織りのおきものなどに、
幅広く重宝していただけます。



【やまだ織について】
やまだ織は大正2年(1913年)の創業。
大自然に恵まれた新潟県南魚沼市塩沢、新幹線の越後湯沢駅に程近い
豪雪地帯で、いにしえの昔から、先人より受け継がれてきた技を用い、
秀逸なお品を作り続けておられます。

昭和54年の最盛期、その当時32社であった塩沢織物のメーカーは
平成21年度では10社、年間生産反数も4万5千反をピークに、
現在は減産の一途をたどっております。

どんどん減産されていく、そのような現状の中で、
やまだ織はかたくなに伝統を守りながらものづくりを
つづけております。


【 本塩沢(塩沢お召し) について 】
産地:新潟県南魚沼市
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年12月15日指定)
本塩沢の証紙は塩沢織物工業組合(現加盟織元9社)
によって管理される。

・技術又は技法
一、先染の平織
一、たて糸の絣と、よこ糸の絣とを手作業により
  柄合せし、絣模様を織り出す
一、地糸に使用するよこ糸は、米糊、蕨糊、布糊を用いる事
  「のり付け」をした後「追ねん」をする事
一、絣糸の染色法は「手括り」・「手摺り込み」
 「板締め」又は「型紙捺染」による事
一、シボ出しは「湯もみ」による事

本塩沢は、越後上布・塩沢紬・夏塩沢と共に
塩沢産地の代表的な伝統織物。
起源は寛文年間(1661年~72年)に堀次郎将俊による
強撚糸を用いた“シボ”のある強撚織物の考案、
近郷の婦女子に伝えた事が始まりとされる。

越後に伝わった縮織(明石ちぢみ)の手法を取り入れた
小千谷縮をもとに、その技術を絹に展開、さらに結城紬や
西陣お召の技術も吸収しながら現在に至るハイブリッドな織物。

右に撚った糸(S撚り)と左に撚った糸(Z撚り)を
交互に組合せ、湯もみすることによりシボが生まれる。
強く撚られた糸が戻ろうとする力が独自の凹凸を生み出している。
凹凸は肌への接触面積を減らし、さらっとした感触となるため
単衣の時期により好まれる。

竹中 浩一

バイヤー
竹中 浩一

商品・お仕立てのこと、お気軽にご相談ください!
090-4761-5225

日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約4.0m
全通柄

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お食事、お出かけ、音楽鑑賞、観劇など

◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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