【大蔵ざらえセール】【本場久米島紬】 特選草木泥染め手織り紬 ≪単衣仕立て・中古品≫ 「井絣にヒチサギー・濃朽葉色」 証紙なし、目利きで掘り出し 身丈157 裄62

商品番号:1509804

通常価格 ¥88,000

(税込)

¥52,800

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0120-188-008

平日・土日祝 10〜18時



【 仕入れ担当 岡田より 】

落ち着いた彩りで民芸的な絣のお柄が
織りだされた、ふっくらとした地風の紬のご紹介です。

証紙は付属しておりませんが、絣の形状と地風より、
本場久米島紬の、草木泥染のお品かと存じ上げます。

やや明るいトーンの彩りで、車輪梅ベースの
泥染の色がメインとなりました昨今では
あまりお見かけしないのお色。

お食事や街歩きなど、肩をはらないカジュアルシーンに
重宝していただけることでしょう。


【 お色柄 】
ふわりとやわらかな地風の落ち着いた濃朽葉色地に、
濃褐色と茶の濃淡の経緯絣による井絣にかすれた
ヒチサギー(引き下げ)といったシンプルな
絣文様が織りだされております。


【 商品の状態 】
やや使用感、ところどころ小さなループ状の
糸うきが見受けられます。
(※画像の黄色矢印の幅は1cmです。)
ご了承の上、お目に留まりましたらお値打ちにお求めくださいませ。




【 久米島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
沖縄県無形文化財指定(1977年)
製作技術が重要無形文化財に指定(2004年)
久米島紬保持団体が重要無形文化財保持団体に認定

その技術が琉球王国時代以来の伝統を保つ、
製法は手作業による織物。14世紀末頃、久米島の
「堂の比屋(堂集落の長)」が明に渡り、養蚕の
技術などを学んだ事が始まりとされる。

糸は真綿からひいた手紡ぎの糸、染料は島内で採れる
主に車輪梅(ティカチ)、サルトリイバラ(グール)、
泥(媒染)、ナカハラクロキ(グルボー)、フクギ、
ヤマモモ、オオハマボウ(ユウナ)。
製織は手投杼を用いた手織である。

久米島紬の色の系統は以下

・黒褐色、茶系:グール(サルトリイバラ)とテイカチ(車輪梅)、泥 
・青灰色、白灰系:ユウナ(オオハマボウ)を燃やした灰  
・青丹、薄鶸系:ウージ(サトウキビ) 
・濃青色、濃紺系:琉球藍        
の彩りが最も多く、稀な彩りとしてはヤマモモとクルボー
(ナカハラクロキ)を用いた黄色系、媒染液によっては
ミョウバン媒染の赤味をおびた深みの黄色、泥による
鉄媒染の鶯色があり、近年は上記の他に椎の木、月橘、
月桃の植物染料を用いたもの、鉱業が盛んだった久米島の、
多彩な土を使っての新しい染色方法である千枚岩
(せんまいがん:フィライト)を用いた大地染などがある。

- 素材

表裏:絹100% ※衿裏:精華地 縫製:手縫い
※単衣仕立て
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- サイズ

身丈(背より)157cm (適応身長162cm~152cm)
(4尺1寸4分)
裄丈62cm(1尺6寸4分)
袖巾32cm(0尺8寸4分)
袖丈49.5cm(1尺3寸1分)
前巾24cm(6寸3分)
後巾29cm(7寸7分)

【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm (1尺 7寸 8分) 袖巾34.5cm (9寸 1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの名古屋帯 など

※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。

※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。

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