商品番号:1509117
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
自分だけにわかる上質。
さりげなく、本当にさりげなくよきものを纏う…
西陣の名門、『勝山織物』の特選手織袋帯のご紹介です。
絶妙な箔使いにしゃれたデザイン。
この質感、この風合い。
『一度締めると、もう他の帯は締められない!』
と思わせる最高の織り上がりの一品。
お目にとまりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
しっとり、しなやか。
ギュッと締め付けられるわけではないのに、
長時間お締めいただいてもズレが生じてこない、
体に合わせて帯が添ってくれるような、そんな締め心地。
落ち着いた黄朽葉色地をベースに、黒褐色の色糸と、
さりげない金糸使いにて、高山寺所蔵の鳥獣戯画が
織り描きだされております。
お手を触れていただければおわかりいただける…
締め心地の良さを決める斜め方向への伸縮性は丁寧に創作された
手織り帯でしか味わうことのできないもの。
しなやかな生地風からは想像もできないほど、
しっかりとした織くちは何度締められても丈夫で、
何度も確かめていただきたい自信の仕上がりです。
おきものとのバランスもお取りいただきやすい一品と思いますし、
また色数を抑えた仕上がりは、おきものの地色を選ばずに
お使いいただける事でしょう。
洒落訪問着、色無地、付下げ、小紋、また若干
箔糸が用いられておりますが、牛首や結城などの
力のある織のお着物にもコーディネートいただける
質感となっております。
まさに、本物のおしゃれを感じて頂ける作品ですので、
おしゃれきものファンの皆様に、自信をもってお勧め致します。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 勝山織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.93
1891年(明治24年)創業
初代勝山又吉氏が、呉服商を始めたのが発祥。
二代目より、家内工業的に帯を作り始め、
三代目の実夫氏が家業を継ぎ、勝山機業店となる。
四代目の勝山嘉夫氏がその意志を引き継ぎ、
周山に工房を設立。
「手機で帯を織る」という、自らが職人だった
先代の頃と同じやり方のモノ作りを開始。
現在五代目勝山健史氏が今も当時とかわることない
モノ作りの姿勢を貫いている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.85m(長尺)
西陣織工業組合証紙No93 勝山織物謹製
本袋帯縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆あわせる着物 洒落訪問着、付下げ、色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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