商品番号:1508112
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
古来インドマハラジャの婚礼衣装など、大変貴重な特産物として
古くよりごく一部の人々の間で使用されてきたまさに、王様の布、ゴールデンムガシルク。
インド、アッサム地方でしかとれない、
天然野蚕糸から引いた生糸の絹本来の独特の感触は、
天女の羽衣とも評されております。
中でも総柄重口のハイクラス品を仕入れて参りました。
どうぞごゆっくりご覧下さいませ。
【 お色柄 】
内から発光するような自然の輝き…
本当によいお色です。
落ち着いた上品なベージュを基調として、こっくりとした黄土色の濃淡で暈し染めて。
それはまるで一枚のベールのように、やわらかな光に包み込まれるかのよう…
意匠には華更紗を込めた段模様をあらわしました。
素材感、意匠美。
光沢感に包まれた羽衣のような一枚。
都会的な洗練された風合い。
上質を愛する大人の感性。
カジュアルにお召しいただくのも素敵ですが、レストランでの会食や
クラシックコンサートなど、少しきちんとしたお席にまで、
お役立ていただける高級紬でございます。
例えばエキゾチックなしゃれ袋帯で、軽いパーティなどにも装い冴えることでしょう。
古来から、インドの糸は上質で貴重なもの。
18世紀から19世紀にかけて作られたインド婦人の衣服「サリー」のなかでも、
王家や貴族の婦人が用いたものは、上質の絹糸や「ダッカモスリン」と呼ばれる
極細の木綿糸が使われております。その糸で織り上げられる「サリー」は長さ5~8m、
幅1.3mの織物が婦人の指輪の中を抵抗なく通り抜けなければ合格しないほど、
薄くて軽い風合いだったといわれております。
今回ご紹介のお品も、サリーのような本当に軽くてしなやかな風合いです。
お袖を通すことが楽しみになる一枚でございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 ゴールデンムガについて 】
ムガ蚕と呼ばれる野生の蚕はソムという樹の葉を食します。
この葉の成分と、日照時間が長く雨の多いアッサム地方の気候が、黄金色の糸を作り出すといわれています。
シャリ感に富む地風は今までの常識をくつがえすほどしなやかで、
ふわりと肌に乗る感触、すっと溶け込むような美しい光沢は思わず微笑がわきます。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
◆通し裏の色:榛色
※ガード加工済み
身丈(背より) | 153cm (適応身長158cm~148cm) (4尺0寸4分) |
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裄丈 | 62.5cm(1尺6寸5分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23cm(6寸1分) |
後巾 | 28.5cm(7寸5分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈67.5cm(1尺7寸8分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、観劇、お食事など
◆あわせる帯 洒落袋帯、九寸名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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